BEGIN:VCALENDAR VERSION:2.0 PRODID:-//10.128.203.11//NONSGML kigkonsult.se iCalcreator 2.26.9// CALSCALE:GREGORIAN METHOD:PUBLISH X-WR-CALNAME:神奈川県立歴史博物館 X-WR-CALDESC:神奈川県立歴史博物館の公式ホームページです。「かながわの文化と歴史」をテーマとした常設展と、年に数回の特別展・特別陳列を開催 しています。建物は、重要文化財に指定された横浜正金銀行本店本館を継承しています。展覧会と共に、建物もお楽しみください。 X-FROM-URL:https://ch.kanagawa-museum.jp X-WR-TIMEZONE:Asia/Tokyo BEGIN:VTIMEZONE TZID:Asia/Tokyo X-LIC-LOCATION:Asia/Tokyo BEGIN:STANDARD DTSTART:19510909T010000 TZOFFSETFROM:+1000 TZOFFSETTO:+0900 TZNAME:JST END:STANDARD END:VTIMEZONE BEGIN:VEVENT UID:ai1ec-5663@ch.kanagawa-museum.jp/kch-cms DTSTAMP:20240329T120142Z CATEGORIES;LANGUAGE=ja:子ども向け催し物 CONTACT: DESCRIPTION:夏休み期間中に開催した子ども向け体験教室では、およそ110cm×145cmにおよぶ日本地図、「嘉永新増大日本国郡輿地全図(かえ いしんぞうだいにほんこくぐんよちぜんず)」のレプリカ(複製)作りを通して、150年以上も前の江戸時代の地図に親んでいただきました。\n さて「嘉永新 増大日本国郡輿地全図」とはどんな地図でしょうか?\n根本非常勤学芸員と寺西学芸員の解説を元に、地図の見方をみんなで学びました。\nまず、資料のタイト ルを読みとくと「(江戸時代の)嘉永年間に新しく情報を増やして作った、国や郡、日本の大地が全て載っている図」という意味を表しています。正確な出版年は、 嘉永2年(1849)です。\n現在の神奈川県域を見ると、「相模国(さがみのくに)」や「武蔵国(むさしのくに)」と書かれた一部があたります。当館は武蔵 国にあることが分かります。\nまた、南の方へ目を向けると、今の九州地方には「豊前(ぶぜん)、豊後(ぶんご)、筑前(ちくぜん)、筑後(ちくご)、肥前( ひぜん)、肥後(ひご)、日向(ひゅうが)、薩摩(さつま)、大隅(おおすみ)」といった国があり、九つの州(くに)から成り立つことが分かります。そういえ ば秋に収穫されるサツマイモ(薩摩芋)も特産である薩摩国が名前の由来になっていますね。\n昔の地名が由来となっている言葉が、まだまだ身の回りにもありそ うです。\n\n\n \n \n \n \n \n \n \nさて「嘉永新増大日本国郡輿地全図」はとても大きな地図です。どのように作られているのでし ょうか?\n2階の常設展示室で、実際の資料を観察しました。地図は国ごとに色分けされており、6枚の紙を貼り合わせて作られ、一番右の上と一番左の下の裏側 に表紙がついているのを確認しました。\n\n講堂へ戻って、複製(レプリカ)の地図作りを始めます。\n実際の資料と同じように、全体を6分割して、今回は A3用紙に6分の1ずつカラーで印刷したものを用意しました。余白を切り取り、貼り合わせていくと、1枚の大きな地図が出来上がります。\nまず、地図の余白 を切り落とします。みなさん手元に注意をはらいながらカッターやハサミを使います。\n\n\n \n \n \n \n \n切り終えたら、地図を貼り合わ せます。地図には国の境界や主要な街道、地名などが緻密に書かれています。継ぎ目がぴったり合うように、集中しながら作業を進めました。\n\n\n \n \n \n \n \n貼り進めて行くと、大きな地図の全貌が見えてきました。\n\n最後に表紙と裏表紙作りです。\n厚紙の上に色紙をかぶせて、題簽(だ いせん)を貼ります。さらに千代紙等を使ってデコレーションしました。\n\n大きな絵図を本物と同じ折り方でジャバラに折り畳み、表紙・裏表紙を付けて完成 です。\nみなさん、ていねいに作業を進め、思い思いの地図ができあがりました!とても上手にできましたね。\n\n\n\n \n \n \n \n \n \n \n\n\n\n\n\n \n \n \n \n \n \n \n実際の地図とほぼ同じ大きさの地図ができあがりました。このように元の資料と同 じ物を再現することを複製(レプリカ)といいます。\n展示されていた大きな地図も折り畳むと持ち運びやすい大きさになりますし、表紙・裏表紙を付けると丈夫 になり、扱いやすくなりますね。出版された当時の持ち運ぶ様子が、思い浮かべられます。\n参加したみなさんからは、地図をカッターで切ったり、のりで貼りあ わせたりするところが難しかったという感想や、地図のことを知ることができて楽しかった、江戸時代の地図を作れておもしろかったという感想が寄せられました。 \n今後も子どもたちが、展示資料や体験を通して、歴史や文化を身近に親しんでいただける企画をしてまいります。\n\n江戸時代の日本を描いた大きな地図( 当館に収蔵している「嘉永新増大日本国郡輿地全図(かえいしんぞうだいにほんこくぐんよちぜんず)」(嘉永2、1849年))を展示室で見学した後、そのレプ リカ(簡単な複製)を作ります。江戸時代の大きな地図はどのように作られたのでしょうか? また、日本の形も今の形と同じでしょうか? 皆さんが今住んでいる 場所は、江戸時代は何と呼ばれていたでしょうか? 作りながら一緒に確かめてみましょう!\n\n(レプリカの完成例) (当館収蔵資料「 嘉永新増大日本国郡輿地全図」)\n\n\n\n日時\n2021年8月1日(日) 午後2時00分~3時30分\n\n\n対象\n小学生(小学生1組につ き保護者1名の付添いが必要)\n\n\n講師\n根本 佐智子(当館非常勤学芸員)、寺西 明子 (当館学芸員)\n\n\n会場\n当館講堂 \n\n \n定員\n10名(申し込み多数の場合は抽選)\n\n\n参加料\n無料(ただし、保護者は当日の常設展観覧券が必要。)\n\n\n申込\n「事前申込 のご案内」をご覧ください。「往復はがき」または「フォームメール」でのお申し込みとなります。\n\n\n申込締切\n2024年3月29日(金)必着申込 受付は終了しました\n\n\n備考\n見学・付添いの方の人数を「往復はがき」又は「フォームメール」備考欄にご記載ください。\n\n\n注意事項\n・ ご来館される前にこちらをご確認ください。\n・館内及び参加中の常時マスク着用をお願いします。\n・新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、急きょ 中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。 DTSTART;VALUE=DATE:20210801 DTEND;VALUE=DATE:20210802 SEQUENCE:0 SUMMARY:体験教室(子ども向け)「レプリカでタイムスリップ!江戸時代の地図をつくる」 URL:https://ch.kanagawa-museum.jp/event/5663 X-COST-TYPE:free X-WP-IMAGES-URL:thumbnail\;https://ch.kanagawa-museum.jp/uploads/rep_0001a. jpg\;383\;255\,medium\;https://ch.kanagawa-museum.jp/uploads/rep_0001a.jpg \;383\;255\,large\;https://ch.kanagawa-museum.jp/uploads/rep_0001a.jpg\;38 3\;255\,full\;https://ch.kanagawa-museum.jp/uploads/rep_0001a.jpg\;383\;25 5 X-ALT-DESC;FMTTYPE=text/html:\\n\\n
\\n夏休み期間中に開催した子ど も向け体験教室では、およそ110cm×145cmにおよぶ日本地図、「嘉永新増大日本国郡輿地全図( かえいしんぞうだいにほんこくぐんよちぜんず)」のレプリカ(複製)作りを通して、150年以上も前の江戸時代の地図に親んでいただきました。
\n< p> さて「嘉永新増大日本国郡輿地全図」とはどんな地図でしょうか?\n根本非常勤学芸員と寺西学芸員の解説を元 に、地図の見方をみんなで学びました。
\nまず、資料のタイトルを読みとくと「(江戸時代の)嘉永年間に新しく情 報を増やして作った、国や郡、日本の大地が全て載っている図< /u>」という意味を表しています。正確な出版年は、嘉永2年(1849)です。
\n現 在の神奈川県域を見ると、「相模国(さがみのくに)」や「武蔵国(むさしのくに)」と書かれた一部があたります。当館は武蔵国にあることが分かります。
\nまた、南の方へ目を向けると、今の九州地方には「豊前(ぶぜん)、豊後(ぶんご)、筑前(ちくぜん)、筑後(ちくご)、肥前(ひぜん)、肥後(ひ ご)、日向(ひゅうが)、薩摩(さつま)、大隅(おおすみ)」といった国があり、九つの州(くに)から成り立つことが分かります。そういえば秋に収穫されるサ ツマイモ(薩摩芋)も特産である薩摩国が名前の由来になっていますね。
\n昔の地名が由来となっている言葉が、まだまだ身の回りにもありそうで す。
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さて「嘉永新増大日本国 郡輿地全図」はとても大きな地図です。どのように作られているのでしょうか?
\n2階の常設展示室で、実際の資料を 観察しました。地図は国ごとに色分けされており、6枚の紙を貼り合わせて作られ、一番右の上と一番左の下の裏側に表紙がついている のを確認しました。
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講堂へ戻って、複製 (レプリカ)の地図作りを始めます。
\n実際の資料と同じように、全体を6分割して、今回はA3用紙に6分の1ずつカラーで印刷したものを用意しました。余白を切り取り、貼り合わせていくと、1枚の大きな地図が出来上 がります。
\nまず、地図の余白を切り落とします。みなさん手元に注意をはらいながらカッターやハサミを使います。
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切り終えたら、地図を貼り合わせます。地図には国の境界や主要な街道、地名などが緻密に書かれています。継ぎ目がぴったり合うように、集 中しながら作業を進めました。
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貼り進めて行くと、大きな地図の全貌が見えてきました。
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最後に表紙と裏表紙 作りです。
\n厚紙の上に色紙をかぶせて、題簽(だいせん)を貼ります。さらに千代紙等を使ってデコレーションしました。
\n< img loading='lazy' src='https://ch.kanagawa-museum.jp/uploads/rep_0012a.jp g' alt='' width='536' height='297' class='aligncenter' />
\n大きな絵図を本物 と同じ折り方でジャバラに折り畳み、表紙・裏表紙を付けて完成です。
\nみなさん、ていねいに作業を進め、思い思いの地図ができあがりました! とても上手にできましたね。
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実際の地図とほぼ同じ大きさの地図ができあがりました。このように元の資料と同じ物を再現することを複製(レプリカ)といいます。
\n展示されていた大きな地図も折り畳むと持ち運びやすい大きさになりますし、表紙・裏表紙を付けると丈夫になり、扱いやすくなりますね。出版された当 時の持ち運ぶ様子が、思い浮かべられます。
\n参加したみなさんからは、地図をカッターで切ったり、のりで貼りあわせたりするところが難しかっ たという感想や、地図のことを知ることができて楽しかった、江戸時代の地図を作れておもしろかったという感想が寄せられました。
\n今後も子ど もたちが、展示資料や体験を通して、歴史や文化を身近に親しんでいただける企画をしてまいります。
\n江戸時代の日本を描いた
大きな地図(当館に収蔵している「嘉永新増大日本国郡輿地全図(かえいしんぞうだいにほんこくぐんよちぜんず)」(嘉永2、
(レプリカの完成例) (当館収蔵資料「嘉永新増大日本国郡輿地全図」)
\n日時 | \n2021年8月1日(日) 午後2時00分~3時30分 | \n
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対象 | \n小学生(小学生1組につき保護者1名の付添いが必要) | \n
講師 | \n根本 佐智子(当館非常勤学芸員)、寺西 明子 (< /span>当館学芸員) | \n
会場 | \n当館講堂 | \n
定員 | \n10名(申し込み多数の場合は抽選) | \n
参加料 | \n無料(ただし、保護者は当日の常設展観覧券が必要。) | \n
申込 | \n「往復はがき」または「フォームメール」でのお申し込みとなります。 | \n
申込締切 | \n2024年3月29日(金)必着 申込受付は終了しました | \n
備考 | \n見学・付添いの方の人数を「往復はがき」又は「フォー ムメール」備考欄にご記載ください。 | \n
注意事項 | \n・ご来館される前に
こちらをご確認ください。 \n・館内及び参加中の常時マスク着用をお願いします。 \n・新型コロナウイルス感染症感染拡大防 止のため、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。 | \n