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コレクション展 連続講座「地域史のための中世古文書入門-フィールドワーク事始め-」(全4回)
コレクション展 連続講座「地域史のための中世古文書入門-フィールドワーク事始め-」(全4回)
12月 7 終日
コレクション展 連続講座「地域史のための中世古文書入門-フィールドワーク事始め-」(全4回)
コレクション展「桜井家文書ー戦国武士がみた戦争と平和ー」に関連し、体験を交え中世の歴史資料に親しむ全4回の講座を行いました。 講師は、コレクション展を担当した渡邊学芸員です。自身の研究や調査方法について紹介しつつ、古文書をはじめとし我々の周りにどのような歴史資料が残されているのか、またそれらの資料を用いてどのように地域史研究が進められているのかについてお話ししました。 第1回 「いろいろな中世文書」 初回は、コレクション展「桜井家文書」の古文書を事例にあげつつ、中世の手紙の形態について学びました。実際に手紙(プリントしたもの)を折って畳んでみると、オフィシャルなものと略式のものでは随分と形が異なっていることが分かります。手紙の文面以外、形状・形態といった部分からも権力や人間関係など、実に多くの情報が読み取れるのです。 第2回 「体験 和綴じをやってみよう!」 第1回目では手紙を取り上げましたが、手紙や書類以外に多く残る紙資料に、古典籍(和綴じの本のこと、書物)があります。 第2回目では、古典籍の形状や構造を学ぶため、ベーシックな綴じ方の「四つ目綴じ」で、マイノートを作成しました。この回はスペシャル講師として、当館で古い書籍の修復作業などを行なっている吉澤さんに、四つ目綴じの方法を教わりました。              第3回 「体験 拓本をとってみよう!」 紙資料以外にも私たちの身近なところに中世の歴史資料は存在します。それは、板碑・五輪塔・宝篋印塔といった石造物で、お墓や路傍で見る事ができます。 第3回目は、実際の調査でも行なっている、これら石造物から文字や模様を写しとる、拓本のとり方を学びました。渡邊学芸員が板碑の拓本をとるデモンストレーションを行なった後、受講者はそれぞれ古銭の拓本をとりました。             第4回 「地図上フィールドワーク 武士本拠を探せ!」 中世の営みの痕跡を現在に見つけるのは難しく思えますが、実は「地名」にその痕跡を見つける事ができます。かつての地形だけでなく、武士が支配した村落や、本拠そのものを指す地名が現在まで残っていることがあります。 最終回の第4回は、一通の中世文書に記されている地名を手掛りに、現在の地図に残っている地名と付き合わせて武士本拠を探す、フィールドワークの疑似体験を行いました。             全4回、約1ヶ月に渡る講座でしたが、受講者の方々は毎回違った体験を行なった事が新鮮だったようです。そして、第2回で作った和綴じノートをこの講座の内容をまとめたマイ学習ブックとして使用されている方や、第3回で拓本をとった後に早速拓本キット(拓墨や紙など)を購入しよう!とおっしゃていた方など、それぞれの研究意欲も高まったようです。是非これをきっかけに歴史資料に親しんでいただければ幸いです。 地元の中世史を調べてみたいけど、どうやればいいのか分からない。そんな方にお勧めの、フィールドワーク入門講座です。 体験を通して、古文書やさまざまな地域資料に親しんでみましょう。 日時 2019年11月30日,12月7日,14日,21日(いずれも土曜日)(連続講座 全4回) 各回 午前10時30分~12時 演題 第1回 11/30 「いろいろな中世文書」 第2回 12/7   「体験 和綴じをやってみよう!」 第3回 12/14 「体験 拓本をとってみよう!」 第4回 12/21 「地図上フィールドワーク 武士本拠を探せ!」 講師 渡邊 浩貴 (当館学芸員) 吉澤 智恵子 (当館非常勤資料整理員) 会場 当館講堂 定員 各回30名(申込多数の場合は抽選。1回ごとの申込も受け付けますが、連続講座のため、全4回お申し込みの方を優先します。) 受講料 無料(ただし、初回受講日の常設展観覧券が必要) ※第2回 12/7「体験 和綴じをやってみよう!」は作成のための材料費(600円程度)が必要となります。 申込 申込締切 備考 1回ごとでの参加をご希望の場合は、「往復はがき」又は「フォームメール」備考欄に参加希望のお日にちをご記載ください。
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コレクション展 連続講座「地域史のための中世古文書入門-フィールドワーク事始め-」(全4回)
コレクション展 連続講座「地域史のための中世古文書入門-フィールドワーク事始め-」(全4回)
12月 14 終日
コレクション展 連続講座「地域史のための中世古文書入門-フィールドワーク事始め-」(全4回)
コレクション展「桜井家文書ー戦国武士がみた戦争と平和ー」に関連し、体験を交え中世の歴史資料に親しむ全4回の講座を行いました。 講師は、コレクション展を担当した渡邊学芸員です。自身の研究や調査方法について紹介しつつ、古文書をはじめとし我々の周りにどのような歴史資料が残されているのか、またそれらの資料を用いてどのように地域史研究が進められているのかについてお話ししました。 第1回 「いろいろな中世文書」 初回は、コレクション展「桜井家文書」の古文書を事例にあげつつ、中世の手紙の形態について学びました。実際に手紙(プリントしたもの)を折って畳んでみると、オフィシャルなものと略式のものでは随分と形が異なっていることが分かります。手紙の文面以外、形状・形態といった部分からも権力や人間関係など、実に多くの情報が読み取れるのです。 第2回 「体験 和綴じをやってみよう!」 第1回目では手紙を取り上げましたが、手紙や書類以外に多く残る紙資料に、古典籍(和綴じの本のこと、書物)があります。 第2回目では、古典籍の形状や構造を学ぶため、ベーシックな綴じ方の「四つ目綴じ」で、マイノートを作成しました。この回はスペシャル講師として、当館で古い書籍の修復作業などを行なっている吉澤さんに、四つ目綴じの方法を教わりました。              第3回 「体験 拓本をとってみよう!」 紙資料以外にも私たちの身近なところに中世の歴史資料は存在します。それは、板碑・五輪塔・宝篋印塔といった石造物で、お墓や路傍で見る事ができます。 第3回目は、実際の調査でも行なっている、これら石造物から文字や模様を写しとる、拓本のとり方を学びました。渡邊学芸員が板碑の拓本をとるデモンストレーションを行なった後、受講者はそれぞれ古銭の拓本をとりました。             第4回 「地図上フィールドワーク 武士本拠を探せ!」 中世の営みの痕跡を現在に見つけるのは難しく思えますが、実は「地名」にその痕跡を見つける事ができます。かつての地形だけでなく、武士が支配した村落や、本拠そのものを指す地名が現在まで残っていることがあります。 最終回の第4回は、一通の中世文書に記されている地名を手掛りに、現在の地図に残っている地名と付き合わせて武士本拠を探す、フィールドワークの疑似体験を行いました。             全4回、約1ヶ月に渡る講座でしたが、受講者の方々は毎回違った体験を行なった事が新鮮だったようです。そして、第2回で作った和綴じノートをこの講座の内容をまとめたマイ学習ブックとして使用されている方や、第3回で拓本をとった後に早速拓本キット(拓墨や紙など)を購入しよう!とおっしゃていた方など、それぞれの研究意欲も高まったようです。是非これをきっかけに歴史資料に親しんでいただければ幸いです。 地元の中世史を調べてみたいけど、どうやればいいのか分からない。そんな方にお勧めの、フィールドワーク入門講座です。 体験を通して、古文書やさまざまな地域資料に親しんでみましょう。 日時 2019年11月30日,12月7日,14日,21日(いずれも土曜日)(連続講座 全4回) 各回 午前10時30分~12時 演題 第1回 11/30 「いろいろな中世文書」 第2回 12/7   「体験 和綴じをやってみよう!」 第3回 12/14 「体験 拓本をとってみよう!」 第4回 12/21 「地図上フィールドワーク 武士本拠を探せ!」 講師 渡邊 浩貴 (当館学芸員) 吉澤 智恵子 (当館非常勤資料整理員) 会場 当館講堂 定員 各回30名(申込多数の場合は抽選。1回ごとの申込も受け付けますが、連続講座のため、全4回お申し込みの方を優先します。) 受講料 無料(ただし、初回受講日の常設展観覧券が必要) ※第2回 12/7「体験 和綴じをやってみよう!」は作成のための材料費(600円程度)が必要となります。 申込 申込締切 備考 1回ごとでの参加をご希望の場合は、「往復はがき」又は「フォームメール」備考欄に参加希望のお日にちをご記載ください。
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コレクション展 連続講座「地域史のための中世古文書入門-フィールドワーク事始め-」(全4回)
コレクション展 連続講座「地域史のための中世古文書入門-フィールドワーク事始め-」(全4回)
12月 21 終日
コレクション展 連続講座「地域史のための中世古文書入門-フィールドワーク事始め-」(全4回)
コレクション展「桜井家文書ー戦国武士がみた戦争と平和ー」に関連し、体験を交え中世の歴史資料に親しむ全4回の講座を行いました。 講師は、コレクション展を担当した渡邊学芸員です。自身の研究や調査方法について紹介しつつ、古文書をはじめとし我々の周りにどのような歴史資料が残されているのか、またそれらの資料を用いてどのように地域史研究が進められているのかについてお話ししました。 第1回 「いろいろな中世文書」 初回は、コレクション展「桜井家文書」の古文書を事例にあげつつ、中世の手紙の形態について学びました。実際に手紙(プリントしたもの)を折って畳んでみると、オフィシャルなものと略式のものでは随分と形が異なっていることが分かります。手紙の文面以外、形状・形態といった部分からも権力や人間関係など、実に多くの情報が読み取れるのです。 第2回 「体験 和綴じをやってみよう!」 第1回目では手紙を取り上げましたが、手紙や書類以外に多く残る紙資料に、古典籍(和綴じの本のこと、書物)があります。 第2回目では、古典籍の形状や構造を学ぶため、ベーシックな綴じ方の「四つ目綴じ」で、マイノートを作成しました。この回はスペシャル講師として、当館で古い書籍の修復作業などを行なっている吉澤さんに、四つ目綴じの方法を教わりました。              第3回 「体験 拓本をとってみよう!」 紙資料以外にも私たちの身近なところに中世の歴史資料は存在します。それは、板碑・五輪塔・宝篋印塔といった石造物で、お墓や路傍で見る事ができます。 第3回目は、実際の調査でも行なっている、これら石造物から文字や模様を写しとる、拓本のとり方を学びました。渡邊学芸員が板碑の拓本をとるデモンストレーションを行なった後、受講者はそれぞれ古銭の拓本をとりました。             第4回 「地図上フィールドワーク 武士本拠を探せ!」 中世の営みの痕跡を現在に見つけるのは難しく思えますが、実は「地名」にその痕跡を見つける事ができます。かつての地形だけでなく、武士が支配した村落や、本拠そのものを指す地名が現在まで残っていることがあります。 最終回の第4回は、一通の中世文書に記されている地名を手掛りに、現在の地図に残っている地名と付き合わせて武士本拠を探す、フィールドワークの疑似体験を行いました。             全4回、約1ヶ月に渡る講座でしたが、受講者の方々は毎回違った体験を行なった事が新鮮だったようです。そして、第2回で作った和綴じノートをこの講座の内容をまとめたマイ学習ブックとして使用されている方や、第3回で拓本をとった後に早速拓本キット(拓墨や紙など)を購入しよう!とおっしゃていた方など、それぞれの研究意欲も高まったようです。是非これをきっかけに歴史資料に親しんでいただければ幸いです。 地元の中世史を調べてみたいけど、どうやればいいのか分からない。そんな方にお勧めの、フィールドワーク入門講座です。 体験を通して、古文書やさまざまな地域資料に親しんでみましょう。 日時 2019年11月30日,12月7日,14日,21日(いずれも土曜日)(連続講座 全4回) 各回 午前10時30分~12時 演題 第1回 11/30 「いろいろな中世文書」 第2回 12/7   「体験 和綴じをやってみよう!」 第3回 12/14 「体験 拓本をとってみよう!」 第4回 12/21 「地図上フィールドワーク 武士本拠を探せ!」 講師 渡邊 浩貴 (当館学芸員) 吉澤 智恵子 (当館非常勤資料整理員) 会場 当館講堂 定員 各回30名(申込多数の場合は抽選。1回ごとの申込も受け付けますが、連続講座のため、全4回お申し込みの方を優先します。) 受講料 無料(ただし、初回受講日の常設展観覧券が必要) ※第2回 12/7「体験 和綴じをやってみよう!」は作成のための材料費(600円程度)が必要となります。 申込 申込締切 備考 1回ごとでの参加をご希望の場合は、「往復はがき」又は「フォームメール」備考欄に参加希望のお日にちをご記載ください。
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コレクション展 記念講演会「北条氏得宗の文書とその影響」
コレクション展 記念講演会「北条氏得宗の文書とその影響」
12月 22 終日
コレクション展 記念講演会「北条氏得宗の文書とその影響」
コレクション展「桜井家文書」では、小田原北条氏家臣であった戦国武士桜井氏の家伝文書を展示しました。その展示に関連し、筑波大学名誉教授の山本隆志先生による記念講演会を行いました。 はじめに、鎌倉幕府が発給した文書の種類や内容について説明をしていただきました。その後、文書の書き下しとその元となる資料の画像を掲載したレジュメを参照しながら、特に北条時頼の頃の文書類から読み取れる内容や同時代の資料から読み解ける考察、持論についてお話をいただきました。 古文書に書かれていることは難しいと思われがちですが、参加者の方々は解説を聞きながら興味深く古文書の内容に親しんでいただけたようです。 執権北条氏の得宗・時頼の発給文書を取り上げ、また同時期の鶴岡社別当隆弁の文書を考察して、鎌倉権力の性格を考えます。 日時 2019年12月22日(日) 午後2時~4時 講師 山本 隆志 氏(筑波大学名誉教授) 会場 当館講堂 定員 70名(申し込み多数の場合は抽選) 受講料 無料(ただし、当日の常設展観覧券が必要です) 申込 申込締切
体験教室「干支(えと)の張り子を作ろう!」
体験教室「干支(えと)の張り子を作ろう!」
12月 22 終日
体験教室「干支(えと)の張り子を作ろう!」
体験教室を実施したのは年の瀬が迫るころでした。各家庭でも新年を迎える準備をするのではないでしょうか。新年の飾りによく用いられるのが、その年の干支。今回は「干支」をテーマに、令和2年の干支であるねずみの張り子作りに挑戦しました。当館での張り子作りの体験教室は3回目となります。   干支とは? 年賀状のイラストで十二支の動物をよく目にしますが、干支という言葉は実際にはどんな事をさすのでしょうか? 三浦学芸員(民俗担当)より「干支」についての解説がありました。 干支は「十干十二支(じっかんじゅうにし)」という中国から入ってきた考え方を元に、昔の暦や時間、方角をさす言葉として使われていました。「午前」「午後」「子午線」「甲子園」など、現在でもよく使われている言葉があります。     張り子作り 今回は紙粘土で造った型に習字紙を小さめにちぎり、糊で貼りつけて成形しました。 糊が乾いたら(今回は電子レンジで乾燥させました)、張り子に切り込みを入れ粘土の型を取り出します。切り込みに、また紙を貼り合わせて、中空の張り子の土台が出来ます。 この土台に絵の具で色付けをしたり、耳やしっぽをつけて完成です。張り子作りには当館のボランティアさんもお手伝いしました。 赤、青、黄色、ゴールド、色とりどりの張り子の「ねずみ」が出来上がりました。色の塗り方や耳、しっぽの付け方、お祝いの雰囲気を表すなど、参加した皆さんの発想や工夫が発揮され、オリジナルの張り子が出来上がりました。     干支という身近な事柄から、興味関心を広げる機会となったのではないでしょうか。 今後も博物館では、体験しつつ学ぶ体験教室などを企画してまいります。   年末には、各家庭でお正月を迎えるための準備が始まります。年賀状作りや玄関に縁起物をかざる事もあるでしょう。このときよく耳にするのが「来年の干支(えと)」で、次の年はねずみです。今回は、ねずみの張り子製作を通して干支について学ぶ機会とします。 対象 小学生(保護者見学可) 日時 2019年12月22日(日)午後1時30分~3時30分 講師 三浦 麻緒(当館非常勤学芸員) 会場 当館1階会議室 定員 15名(申込多数の場合は抽選) 参加料 無料 事前申込制 申込締切 ※定員に達しないため、追加でお申込みを受け付けます。参加を希望される方は企画普及課(045-201-0926(代表))まで、お電話でお申し込みください。
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