神奈川県立歴史博物館 後北条氏関係文書アイコン北条氏の印判 目次  
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印判
虎の印判

 縦横およそ7.5cmの方印の上に虎がうずくまる姿を配している。印文は「禄壽應穏」。現在、確認できる最古のものは永正15年(1518)10月8日、伊豆の木負(静岡県沼津市)に宛てたもので、早雲から氏綱への代替わりとの関連が指摘される。この印により在地支配が直接的になるなど、行政的にも進化したといえる。天正18年(1590)の北条氏の滅亡まで、当主の印として使用された。

 
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