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| トップ>画像で見る歴史と文化>人物紹介・文書の知識>北条氏略系図 | |||
| 北条氏政の用いた花押 |
| 氏政の花押は前期と後期で大きく形を変える。前期の花押は義父の武田晴信の花押にならったとみられ類似する。初出は弘治元年(1555)頃とされ、原文書は現存しないが、年未詳1月15日のものと同形とされる。前期型花押の基本的な構成はほぼ同様であるが、右下と左下に下垂する線の長さや傾き、上部の形、全体の縦と横の比率などに時代的な変化が見てとれる。これら微妙な変化は、父氏康と同様に偽文書作成の防止という意図があったとみられる。また、後期型の花押は天正10年(1582)2月頃とされるが、これには同年8月の氏直への家督の交代との関連が指摘される。以後、同18年の北条氏の滅亡まで使用された。後期型は宗瑞の花押との類似も指摘される。 |
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| 年未詳1月15日 | 永禄6年7月9日 | 元亀3年4月18日 | 天正6年2月12日 |
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| 天正10年2月3日 | 天正15年11月24日 |
| 『後北条氏と東国文化』より作成 | |