真葛焼館蔵コレクション
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真葛焼館蔵コレクション(1/6)
色絵香炉
いろえこうろ
サイズ
高17.3 径21.0 口径13.6
員数
1口
時代
明治中期
解説
球体を三つ合わせたような器形の香炉。それぞれのふくらみがすぼまって三つの脚になるという複雑な形体だが、立体彫塑を得意とする真葛窯ではさほど困難ではなかったろう。足先と口縁部には染付で文様を付け、地の部分は紗綾形文を全面に彫っている。ふくらみの頂部には大きく円形に窓を設け、その中に山水を描く。赤みのある釉で描く樹木は桜花の咲き乱れる情景に見える。