神奈川県立歴史博物館 浮世絵アイコン一枚の絵から見る江戸風俗 目次  
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冨嶽三十六景 相州仲原
冨嶽三十六景 相州仲原
フガクサンジュウロッケイ ソウシュウナカハラ
制作年代
天保(1830〜43)初期
サイズ
(大判横1枚)
作者
前北斎為一
解説

冨嶽三十六景は、藍を基本色とした36枚の作品と、墨を基本とした、俗に裏富士といわれる10枚の46枚からなる。本図は、裏富士の1枚で、江戸から仲原御殿に向かう中原道が描かれている。古来から信仰を集めた大山の後ろに長く裾野を引く富士が描かれている。小川を渡る板橋の手前には大山道の道標が見える。

 
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