神奈川県立歴史博物館 浮世絵アイコン葛飾北斎 目次  
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冨嶽三十六景 遠江山中
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冨嶽三十六景 遠江山中
フガクサンジュウロッケイ トウトウミサンチュウ
制作年代
天保2〜5年(1831〜34)
サイズ
25.8cm×38.1cm(大判横1枚)
落款
前北斎為一筆
解説

富士に巻き付くように涌き上がる雲と焚火の煙、巨大な材木が据えてある一対の支柱、上下に分かれて大鋸で木を挽く二人の樵の姿、右端の土はの重なりや、地面に敷いてある2枚の筵など、山村の日常をさりげなく描く。緻密な計算のもとに造り上げられた作品である。

 
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