神奈川県立歴史博物館 浮世絵アイコン喜多川歌麿 目次  
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青楼十二時 続 戌ノ刻
青楼十二時 続 戌ノ刻
セイロウジュウニトキ ツヅキ イヌノコク
制作年代
寛政7~8年(1795~96)
サイズ
37.4cm×24.5cm(大判縦1枚)
落款
哥麿筆
解説

吉原の24時間の遊女の生活を描いた12枚揃の内の1枚。本図の戌の刻は午後八時から十時頃の時間帯で、恋文を書いている遊女と客に頼まれたのか、彼女を呼びに来た禿を描いている。ここでは、歌麿独得の豊満で、ふくよかな女性の表現が次第に変化して、幾分痩せた女性の姿で描かれている。

 
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