神奈川県立歴史博物館 浮世絵アイコン鈴木春信 目次  
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近江八景 石山秋月
近江八景 石山秋月
オウミハッケイ イシヤマシュウゲツ
制作年代
明和(1764〜72)
サイズ
25.2cm×18.5cm(中判縦1枚)
落款
春信画
解説

近江八景は、琵琶湖付近の八つの景勝地を指す。石山寺は、紫式部がこの一室で源氏物語を執筆したことでも名高い。この逸話は古くから画題として取り上げられ、本図もその一つで、紫式部が文台に向い、物語の想を練るありさまを表現している。句は「石山や嶋のうきてる月かけはあかしもすまも外ならぬかは」である。

 
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