神奈川県立歴史博物館 浮世絵アイコン神奈川の名所 目次  
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トップ画像で見る歴史と文化神奈川を描いた浮世絵神奈川の名所
 
金沢八景 平潟落雁
金沢八景 平潟落雁
カナザワハッケイ ヒラカタラクガン
制作年代
天保6〜7年(1835〜36)
サイズ
24.8cm×36.9cm(大判横1枚)
作者名/落款
歌川広重(初代)/広重画
解説

平潟落雁は、中国の瀟湘八景の平砂落雁に対応する。図様は、画題が示すように中空に列をなして飛ぶ雁を配し、前の干潟では人々が潮干狩を楽しんでいる。遠景には規則正しく並ぶ名物の磯馴松が描かれ、さらに、その奥には白帆が見えるのどかな光景である。「跡とむる真砂にもしの数そへてしほの干潟に落るかりかね」

 
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