神奈川県立歴史博物館 浮世絵アイコン後期浮世絵 目次  
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青楼美人合 松葉屋内粧ひ 華妻
青楼美人合 松葉屋内粧ひ
華妻
セイロウビジンアワセ マツバヤナイヨソオイ
ハナツマ
制作年代
文政(1818〜30)初期
サイズ
37.0cm×25.2cm(大判縦1枚)
作者名/落款
菊川英山/英山筆
解説

英山の比較的少ない大首絵の作例である。本図では、吉原の松葉屋抱えの遊女、粧いと華妻が画面を飾っている。二人の遊女は、前髪に当時流行の鼈甲の二枚櫛に簪笄を華やかに飾り、その美を競っている。表題に「青楼美人合」とあるのは、一つの妓楼から二人の遊女を選び揃物としたのであろう。

 
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