神奈川県立歴史博物館 浮世絵アイコン浮世絵の誕生 目次  
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子の日の小松引き
子の日の小松引き
ネノヒノコマツビキ
制作年代
明和(1764〜72)初期
サイズ
29.0cm×21.7cm(中判縦1枚)
作者名/落款
鈴木春信/鈴木春信画
解説

新年最初の子の日に小松を引き、若菜を摘む新春の風習を描いた図である。小松を引いた後の地面の割れ目で吉凶を占う。上部に「子の日とてけふ引きそむる小松ハら木たかきまてをみるよしもかな」とある。春信(1725〜1770)は、木版多色摺の錦絵の創始者。全体にほっそりとして手足が華奢な春信美人を描き、一世を風靡した。

 
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