活発な交易の作業が行われている横浜の港の情景を描く。この頃は桟橋が完備されておらず、船舶は沖に停泊しており、はしけによる荷役が行われていた様子が描かれている。荷揚場うしろの三つの塔を持つ建物は英国領事館で、日の丸が見える建物は外交と税関の事務を取り扱う運上所である。