催し物

見学会

現地見学会「大人の遠足 三浦半島のお台場をたどる」

特別展「北からの開国」の開幕50日前イベントとして、5月23日(木)に「大人の遠足 三浦半島のお台場をたどる」を行いました。
午前・午後の二部構成で、特別展「北からの開国」出展資料『近海見分之図』に描かれた、三浦半島に設置された台場(砲台)跡を中心に見学するものです。
幕末の海防に詳しい東海大学の神谷大介先生を講師にお招きし、幕末の江戸湾防備の状況について教えてもらいました。

午前[久里浜~浦賀]

午前の部は、ペリー上陸記念碑の建つ横須賀市久里浜のペリー公園からスタート。この碑は、日本との通商を求め来航したペリーを始めとするアメリカ使節が、嘉永6(1853)年6月に久里浜海岸に上陸したことを記念して建てられたものだそうです。その後は、横須賀市の協力で、普段は非公開の千代ケ崎砲台跡を見学させてもらいました。千代ケ崎砲台跡には明治時代に造られた砲台の痕跡しか残されていませんでしたが、江戸時代には同じ場所に平根山台場があったそうです。最後は、今は更地となりその面影は失われてしましましたが、浦賀奉行所跡を見学し、神谷先生に奉行所の役割について教えてもらいました。

                         

ペリー公園 神谷先生          砲台跡                                   燈明堂から千代ケ崎台場跡を眺める

 

午後[観音崎]

午後の部は、浦賀駅に集合し、バスで神奈川県立観音崎公園に向かいました。公園内には明治時代に築造された砲台跡が多数残されており、そこを見学することで幕末のお台場の様子を想起してもらいました。公園の一番高台には観音崎灯台があり、東京湾が一望できます。東京湾を眺めながら、航路の確認や対岸の房総半島の側の海防状況についても神谷先生からご説明いただきました。

       

砲台跡             観音崎灯台で解説

本格的な夏が来る前に三浦半島を歩こうと、展覧会開催前(特別展「北からの開国」は7/13~9/1)に見学会を行うことにしましたが、この日はまるで夏のように暑い日となり、参加者もスタッフも汗を流しながら歩きました。高台に築かれた台場跡を見学するため、傾斜の急な坂道や山道を登るなど、大変な道のりもありましたが、全員無事ゴールすることができ、達成感もひとしおです。
また、展覧会の開催前に関連の地を見学することで、展覧会の内容を具体に想像することができました。参加された方からも「展覧会がより楽しみになった」とお声をかけていただきました。

 


特別展「北からの開国」(7/13~9/1)出展資料『近海見分之図』に描かれた、三浦半島に設置された台場(砲台)跡を中心に、当時の江戸湾防備の状況を専門家の案内により見学します。

日時 2019年5月23日(木)
[1]午前9時30分~12時 [2]午後1時30分~4時
見学コース [1]久里浜~浦賀(ペリー公園→千代ケ崎砲台跡周辺→浦賀奉行所跡周辺)
[2]浦賀~観音崎(浦賀駅→観音崎公園)
※[1][2]ともに途中路線バスによる移動を含みます。
※[1][2]とも、行程に急勾配の坂道が含まれます。
講師 神谷 大介 氏(東海大学講師)
定員 [1][2] 各25名(申込多数の場合は抽選)
参加料 無料(ただし、路線バスの運賃は各自ご負担ください)
申込 「事前申込のご案内」をご覧ください。
「往復はがき」または「フォームメール」でのお申し込みとなります。
申込締切 2019年4月23日(火)必着
申込受付は終了しました
お申込みについて 希望する見学コース[1]または[2]、あるいは[1][2]両方、のいずれかを選択してお申し込みください。
催行について 小雨決行、荒天中止。中止の場合は、前日午後5時頃HPで発表します。

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