催し物

子ども向け催し物

体験教室「干支(えと)の張り子を作ろう!」

体験教室を実施したのは年の瀬が迫るころでした。各家庭でも新年を迎える準備をするのではないでしょうか。新年の飾りによく用いられるのが、その年の干支。今回は「干支」をテーマに、令和2年の干支であるねずみの張り子作りに挑戦しました。当館での張り子作りの体験教室は3回目となります。

 

干支とは?

年賀状のイラストで十二支の動物をよく目にしますが、干支という言葉は実際にはどんな事をさすのでしょうか?

三浦学芸員(民俗担当)より「干支」についての解説がありました。
干支は「十干十二支(じっかんじゅうにし)」という中国から入ってきた考え方を元に、昔の暦や時間、方角をさす言葉として使われていました。「午前」「午後」「子午線」「甲子園」など、現在でもよく使われている言葉があります。

 

 

張り子作り

今回は紙粘土で造った型に習字紙を小さめにちぎり、糊で貼りつけて成形しました。
糊が乾いたら(今回は電子レンジで乾燥させました)、張り子に切り込みを入れ粘土の型を取り出します。切り込みに、また紙を貼り合わせて、中空の張り子の土台が出来ます。
この土台に絵の具で色付けをしたり、耳やしっぽをつけて完成です。張り子作りには当館のボランティアさんもお手伝いしました。

赤、青、黄色、ゴールド、色とりどりの張り子の「ねずみ」が出来上がりました。色の塗り方や耳、しっぽの付け方、お祝いの雰囲気を表すなど、参加した皆さんの発想や工夫が発揮され、オリジナルの張り子が出来上がりました。

 

 

干支という身近な事柄から、興味関心を広げる機会となったのではないでしょうか。
今後も博物館では、体験しつつ学ぶ体験教室などを企画してまいります。

 


年末には、各家庭でお正月を迎えるための準備が始まります。年賀状作りや玄関に縁起物をかざる事もあるでしょう。このときよく耳にするのが「来年の干支(えと)」で、次の年はねずみです。今回は、ねずみの張り子製作を通して干支について学ぶ機会とします。

対象 小学生(保護者見学可)
日時 2019年12月22日(日)午後1時30分~3時30分
講師 三浦 麻緒(当館非常勤学芸員)
会場 当館1階会議室
定員 15名(申込多数の場合は抽選)
参加料 無料
事前申込制 「事前申込のご案内」をご覧ください。
「往復はがき」または「フォームメール」でのお申し込みとなります。
申込締切 ※定員に達しないため、追加でお申込みを受け付けます。参加を希望される方は企画普及課(045-201-0926(代表))まで、お電話でお申し込みください。 2019年11月27日(水)必着
申込受付は終了しました

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