江戸時代の浮世絵版画は世界的に有名ですが、明治以後の日本でも版画は盛んでした。石版画や木口木版画、銅版画、さらに明治後半になると網板・写真版など、西洋から新しい技術が続々と導入され、また、西洋絵画技術がもたらされたこともあり、近代の版画は新しい世界を開拓していったといえます。
本展では、I章で明治時代の新奇な風俗などを鮮明に描いた石版画をとりあげ、II章では今年生誕150周年を迎えたフランス人画家ジョルジュ・ビゴーに焦点をあて、そしてIII章では、現在まで通じる印刷技術の一端に迫ります。
◇ 展示数 前期:約70点
後期:約60点
(約20点は場面替などをしますが、
前後期共通して展示。その他は展示替。)
◇ 出品目録
開館時間:午前9時30分〜午後5時
(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(7月19日は開館)
会 場:コレクション展示室
観覧料:無料
関連行事:
●コレクション展展示解説
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「絵はがき集其四 愛児くらべ」部分


「こだま(『時事新報』第7243号附録)」
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