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テーマ3・近世 ○近世の街道と庶民文化○
 近世の県域は相模国九郡(鎌倉・三浦・津久井・高座・愛甲・大住・足柄上・足柄下)と武蔵国三郡(橘樹・都筑・久良岐)に分かれ、総石高は相模国が三十一万石強、武蔵三郡が十万石強でした。まとまった大名領は小田原藩、荻野山中藩、金沢藩のみで、他は幕府直轄領・旗本領・寺社領・大名領などが複雑に入り組んでいました。

旅道具 宿場と関所
県域には海岸沿いに東海道、北部山間部に甲州道中が通り、また矢倉沢往還などの脇往還も整備されました。宿場には問屋場が置かれ、公用旅行者には本陣や人馬が提供されました。一般旅行者は旅籠や木賃宿を利用しました。街道の要点には関所が設置され、行き交う旅人を監視しました。
●旅道具 江戸時代

大山参詣人「東海道五十三次細見図会 程ヶ谷」(部分) 庶民信仰と名所めぐり
一般庶民でも信仰を理由にすれば比較的自由に旅に出ることができ、江戸時代中期を過ぎると多くの人々が行楽をかねた寺社参詣の旅に出かけるようになりました。神奈川県域は江戸からも近く、大山・江の島・鎌倉・箱根など名所地も多く、参詣や遊山の旅の好適地でした。
●東海道五十三次細見図会 程ヶ谷 部分 歌川広重(初代) 江戸時代

四季耕作図(部分) 村の支配と生活
県西部の小田原藩領を除いては天領・旗本領・寺社領・大名領が複雑に入り組み、一つの村が複数の領主に分割して宛行われている相給村も多くありました。領主支配は村を単位とし、年貢も村が責任を負いました。村は村役人(名主・組頭)を中心に運営され、領主側も村内部のことには原則的には介入しませんでした。
●四季耕作図 部分 複製 現品個人蔵 江戸時代

東都名所日本橋真景并魚市場全図(部分) 相武の産物と江戸
県域の生産環境は海・川・平野・山地とバラエティーに富み、様々な産物がありました。米穀をはじめ蔬菜や果物などの農産物、鮮魚を中心とした海産物、薪炭・漆・石材などの山の物産、また麻布や絹などの手工業製品も生産され、百万都市江戸の消費生活を支える様々な物資が供給されました。
●東都名所日本橋真景并魚市場全図 部分 歌川広重(初代) 江戸時代

近世のおもな展示資料
Excelファイル 36k
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