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テーマ5−2・民俗 ○現代の神奈川と伝統文化[民俗]○
 昭和30年代になると、高度経済成長期を迎え、農山漁村に都市化が進みました。長い暮らしの中で培われ伝えられてきた生活様式や生活用具が消滅しました。しかし、年中行事、冠婚葬祭、祭礼など「ハレ」の行事には今も、地域ごとに伝えられた伝統的な文化が持続されています。

ムラの共有膳椀 変貌する町と村
伝統的な地域社会では、葬式をはじめ、さまざまな場面で協力して助け合いました。しかし、農地の宅地化、サラリーマン化など村人たちの付き合い方も大きく変わりました。また、新住民の転入により、旧住民と新住民が共存する新しい地域社会が誕生しつつあります。
●ムラの共有膳椀 相模原市津久井町鳥屋 江戸時代〜昭和時代

日常食 イエと暮らし
昔のイエ(家)は、単なる居住空間だけではありませんでした。家には神棚や仏壇が置かれ、神や仏が祀られていました。独立した個室はなく、襖や板戸で各部屋を仕切っており、結婚式や葬式などの人寄せの際にはそれらをはずして使用しました。囲炉裏は生活の中心の場で家族の団らんの場でした。
●日常食 川崎市多摩区菅 昭和時代初期 複製

お馬流し くらしの中の祈り
人びとは日々の暮らしが無事に過ごせることを祈願し、家や村の中にいろいろな神や仏を祀りました。その様相は、路傍の石造物、寺社の絵馬などに見ることができます。かつては五穀豊穣など、村全体で祈る共同祈願であったが、現在は交通安全・合格祈願などの個人祈願が多くなっています。
●お馬流し 横浜市中区本牧神社 江戸時代〜平成時代 複製

筒粥神事 なりわいと儀礼
昭和30年代頃までの農具は、江戸時代のものと比べても大きく変わっていません。代掻きから収穫までの農作業はほとんどが人力でした。日照り・風害・水害・虫害などの自然災害から稲の生育を守るため、栽培過程の節目に神々に祈願・感謝する稲作儀礼をおこないました。
●筒粥神事 横浜市港北区師岡神社 江戸時代〜平成時代 複製

組子三十六卵 伝承される技術と芸能
伝統工芸や民俗芸能といわれる技術は、親方から弟子へ、村の長老から若者へと世代を超え、繰り返し伝承され、今も脈々と生き続けています。これらの技術伝承は、長年の訓練と経験から得た勘やコツを口頭で伝授してきました。
●組子三十六卵 足柄下郡箱根町 昭和時代

民俗の展示品目録
Excelファイル 48k
※ここに紹介されている資料は都合により展示していない場合があります。

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