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特別展「近代輸出漆器のダイナミズムー金子皓彦コレクションの世界ー」
特別展「近代輸出漆器のダイナミズムー金子皓彦コレクションの世界ー」
4月 27 – 6月 30 終日
開港後、横浜からは多くの漆器が輸出されました。世界から人気を博し、海を渡って西洋の人々を魅了した日本の漆器。それは大きな家具から小さな箱まで多岐に渡ります。金子皓彦コレクションから、世界が求めた漆器の数々と、輸出木工芸の広がりを紹介します。
木象嵌の実演
木象嵌の実演
6月 1 終日
木象嵌の実演
“木象嵌(もくぞうがん)”と聞いてすぐに何か思い浮かぶ方は、なかなかの美術・木工好きの方ではないでしょうか。“象嵌”を辞書で調べると「金属・陶磁・木材などの表面に模様を彫り、そのくぼみに金・銀・貝など他の材料をはめ込むもの」とあります。木象嵌は全てそれを木で表現する技法のことです。 特別展「近代輸出漆器のダイナミズム―金子皓彦コレクションの世界―」には、その木象嵌を駆使した作品もたくさん展示されています。そこで、展覧会にあわせて木象嵌をどう作るのか実演をしていただくこととなりました。実演を担当されたのは展示室でも作品を展示中の浅野 慶太さん(木象嵌Atelier k)です。 当日は当館の正面エントランスに足踏み式の糸鋸が設置され、その他、木象嵌の技法が分かる糊付けしていないサンプル、象嵌後に鉋で薄く削った状態のもの、完成作品などを展示しました。見学されている方へ説明しつつ、足踏み式糸鋸で木の板から動物モチーフを切り出す作業を随時実演しました。 見学された方は「寄木細工は知っていたけれど、木象嵌は初めて見た」「木象嵌はどう作るのかと思っていたけれど、実際見てみるととてもわかりやすかった」等、口々にお話しながら興味深そうに実演を見てくださっていました。技法を知ることで、より作品への理解を深めることのできるイベントとなったようです。 様々な色の木材を切り、別の板にはめ込んで絵のような表現を作る木象嵌。足踏み式の糸鋸(いとのこ)ミシンを使って板を切り出す工程を実演し、技法を解説します。 日時 2024年6月1日(土) 午前10時30分~12時30分、午後1時30分~3時30分 ※時間内随時実演 実演 浅野 慶太 氏(木象嵌Atelier k) 会場 当館エントランス 申込 予約不要。上記時間帯にご自由にご見学いただけます。 注意事項 ・ご来館される前にこちらをご確認ください。 ・天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。
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