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特別展連続講座「近世後期における“海”」(全5回)
特別展連続講座「近世後期における“海”」(全5回)
8月 3 終日
特別展連続講座「近世後期における“海”」(全5回)
特別展「北からの開国」に関連した連続講座は「近世後期における“海”」がテーマ。展覧会の概要・概論を皮切りに、普段より少し多めの5回連続の講座を行いました。 第1回は今回の特別展を担当した嶋村学芸員から、展覧会の章立てに沿って開国前のロシアとの関係を説明します。史料の釈文などを使用しながら、詳しく当時の情勢を見ていきました。 第2回の松本英治氏(開成高等学校教諭)による講座では漂流民をスポットにあて、大黒屋光太夫をはじめとした海外に漂流した人々が、日本に戻ってからもたらした情報など、当時の状況をご紹介いただきました。 第3回は梶輝行氏(横浜薬科大学教授)による講座です。近世後期、様々な情報が日本にもたらされる中、洋式軍事技術(特に高島流砲術)がどのように日本に浸透したかをお話いただきました。   第4回は澤村怜薫氏(行田市郷土博物館学芸員)に、忍藩(松平氏)による江戸湾防備についてのお話を伺いました。現在の埼玉県にあった忍藩が房総半島の海岸防備を担っていたというのも驚きです。 最後の講座は吉村智博氏(大阪人権博物館学芸員・国際日本文化研究センター客員准教授)から、ロシアとは切り離せないアイヌモシリについての講座です。現在の北海道=近世の蝦夷地の地図資料をみながら、どのように日本・蝦夷・ロシアの国際情勢が変わっていったのかを見ていきました。 特別展「北からの開国」で展示された資料はもちろんのこと、近世後期の日本の北の海にまたがる世相を知ることができる連続講座となりました。 特別展「北からの開国」と同時代の日本と海外の関係を、展示内容から少し離れた視点から語ることでプラスアルファの「知」を提供します。”海”が自然の要害から異国と日本を結ぶ路となった近世後期を対象に、専門の研究者が多角的に論じます。 日時 2019年7月20日, 27日, 8月3日,24日,31日(土)(連続講座 全5回) 各回 午後2時~4時 演題 第1回 7/20  「近世後期における北方へのまなざし」 第2回 7/27  「近世後期の漂流民・漂流記と蘭学者」 第3回 8/3    「近世後期における洋式軍事技術の導入と展開―高島流砲術の創始から用兵・造砲・軍制の改革へ―」 第4回 8/24  「近世後期の江戸湾防備と忍藩・地域」 第5回 8/31  「近世後期の日露関係史とアイヌモシリ ―「蝦夷図」にみる認識と対抗―」 講師 第1回 7/20  嶋村 元宏 (当館主任学芸員) 第2回 7/27  松本 英治 氏(開成高等学校教諭) 第3回 8/3    梶 輝行  氏(横浜薬科大学教授) 第4回 8/24  澤村 怜薫 氏(行田市郷土博物館学芸員) 第5回 8/31  吉村 智博 氏(大阪人権博物館学芸員・国際日本文化研究センター客員准教授) 会場 当館講堂 定員 各回70名(申込み多数の場合は抽選。1回ごとの申込みも受け付けますが、連続講座のため、全5回お申込みの方を優先します。) 受講料 無料(ただし、初回受講日の特別展観覧券が必要) 申込 申込締切 備考 1回ごとでの参加をご希望の場合は、「往復はがき」又は「フォームメール」備考欄に参加希望のお日にちをご記載ください。
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特別展記念講演会「江戸時代後期日露関係の歴史的意義」
特別展記念講演会「江戸時代後期日露関係の歴史的意義」
8月 4 終日
特別展記念講演会「江戸時代後期日露関係の歴史的意義」
特別展「北からの開国」も中盤に差し掛かった8月4日(日)、東京大学名誉教授の藤田覚先生を講師にお招きし、記念講演会「江戸時代後期日露関係の歴史的意義」を行いました。 18世紀末からの蝦夷地接近、二度にわたる使節派遣、このロシアとの接触・交渉が、江戸時代後期の日本の政治・外交の歴史にどのような意義を持ったのか。それを「鎖国」の祖法化、海岸防備(軍事的対応)の具体化などを中心に読み解き、分かり易くお話いただきました。 「北からの開国」の展示資料が何を語っているのか、参加された方にはより深くご理解いただけたのではないでしょうか。 東京大学名誉教授 藤田 覚 先生 18世紀末から19世紀初めの日本とロシアの接触・交渉・紛争が、江戸時代後期の日本の歴史にどのような意義をもったのか考察します。 日時 2019年8月4日(日) 午後2時~4時 講師 藤田 覚氏(東京大学名誉教授) 会場 当館講堂 定員 70名(申し込み多数の場合は抽選) 受講料 無料(ただし、当日の特別展観覧券が必要です) 申込 申込締切
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特別展連続講座「近世後期における“海”」(全5回)
特別展連続講座「近世後期における“海”」(全5回)
8月 24 終日
特別展連続講座「近世後期における“海”」(全5回)
特別展「北からの開国」に関連した連続講座は「近世後期における“海”」がテーマ。展覧会の概要・概論を皮切りに、普段より少し多めの5回連続の講座を行いました。 第1回は今回の特別展を担当した嶋村学芸員から、展覧会の章立てに沿って開国前のロシアとの関係を説明します。史料の釈文などを使用しながら、詳しく当時の情勢を見ていきました。 第2回の松本英治氏(開成高等学校教諭)による講座では漂流民をスポットにあて、大黒屋光太夫をはじめとした海外に漂流した人々が、日本に戻ってからもたらした情報など、当時の状況をご紹介いただきました。 第3回は梶輝行氏(横浜薬科大学教授)による講座です。近世後期、様々な情報が日本にもたらされる中、洋式軍事技術(特に高島流砲術)がどのように日本に浸透したかをお話いただきました。   第4回は澤村怜薫氏(行田市郷土博物館学芸員)に、忍藩(松平氏)による江戸湾防備についてのお話を伺いました。現在の埼玉県にあった忍藩が房総半島の海岸防備を担っていたというのも驚きです。 最後の講座は吉村智博氏(大阪人権博物館学芸員・国際日本文化研究センター客員准教授)から、ロシアとは切り離せないアイヌモシリについての講座です。現在の北海道=近世の蝦夷地の地図資料をみながら、どのように日本・蝦夷・ロシアの国際情勢が変わっていったのかを見ていきました。 特別展「北からの開国」で展示された資料はもちろんのこと、近世後期の日本の北の海にまたがる世相を知ることができる連続講座となりました。 特別展「北からの開国」と同時代の日本と海外の関係を、展示内容から少し離れた視点から語ることでプラスアルファの「知」を提供します。”海”が自然の要害から異国と日本を結ぶ路となった近世後期を対象に、専門の研究者が多角的に論じます。 日時 2019年7月20日, 27日, 8月3日,24日,31日(土)(連続講座 全5回) 各回 午後2時~4時 演題 第1回 7/20  「近世後期における北方へのまなざし」 第2回 7/27  「近世後期の漂流民・漂流記と蘭学者」 第3回 8/3    「近世後期における洋式軍事技術の導入と展開―高島流砲術の創始から用兵・造砲・軍制の改革へ―」 第4回 8/24  「近世後期の江戸湾防備と忍藩・地域」 第5回 8/31  「近世後期の日露関係史とアイヌモシリ ―「蝦夷図」にみる認識と対抗―」 講師 第1回 7/20  嶋村 元宏 (当館主任学芸員) 第2回 7/27  松本 英治 氏(開成高等学校教諭) 第3回 8/3    梶 輝行  氏(横浜薬科大学教授) 第4回 8/24  澤村 怜薫 氏(行田市郷土博物館学芸員) 第5回 8/31  吉村 智博 氏(大阪人権博物館学芸員・国際日本文化研究センター客員准教授) 会場 当館講堂 定員 各回70名(申込み多数の場合は抽選。1回ごとの申込みも受け付けますが、連続講座のため、全5回お申込みの方を優先します。) 受講料 無料(ただし、初回受講日の特別展観覧券が必要) 申込 申込締切 備考 1回ごとでの参加をご希望の場合は、「往復はがき」又は「フォームメール」備考欄に参加希望のお日にちをご記載ください。
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特別展連続講座「近世後期における“海”」(全5回)
特別展連続講座「近世後期における“海”」(全5回)
8月 31 終日
特別展連続講座「近世後期における“海”」(全5回)
特別展「北からの開国」に関連した連続講座は「近世後期における“海”」がテーマ。展覧会の概要・概論を皮切りに、普段より少し多めの5回連続の講座を行いました。 第1回は今回の特別展を担当した嶋村学芸員から、展覧会の章立てに沿って開国前のロシアとの関係を説明します。史料の釈文などを使用しながら、詳しく当時の情勢を見ていきました。 第2回の松本英治氏(開成高等学校教諭)による講座では漂流民をスポットにあて、大黒屋光太夫をはじめとした海外に漂流した人々が、日本に戻ってからもたらした情報など、当時の状況をご紹介いただきました。 第3回は梶輝行氏(横浜薬科大学教授)による講座です。近世後期、様々な情報が日本にもたらされる中、洋式軍事技術(特に高島流砲術)がどのように日本に浸透したかをお話いただきました。   第4回は澤村怜薫氏(行田市郷土博物館学芸員)に、忍藩(松平氏)による江戸湾防備についてのお話を伺いました。現在の埼玉県にあった忍藩が房総半島の海岸防備を担っていたというのも驚きです。 最後の講座は吉村智博氏(大阪人権博物館学芸員・国際日本文化研究センター客員准教授)から、ロシアとは切り離せないアイヌモシリについての講座です。現在の北海道=近世の蝦夷地の地図資料をみながら、どのように日本・蝦夷・ロシアの国際情勢が変わっていったのかを見ていきました。 特別展「北からの開国」で展示された資料はもちろんのこと、近世後期の日本の北の海にまたがる世相を知ることができる連続講座となりました。 特別展「北からの開国」と同時代の日本と海外の関係を、展示内容から少し離れた視点から語ることでプラスアルファの「知」を提供します。”海”が自然の要害から異国と日本を結ぶ路となった近世後期を対象に、専門の研究者が多角的に論じます。 日時 2019年7月20日, 27日, 8月3日,24日,31日(土)(連続講座 全5回) 各回 午後2時~4時 演題 第1回 7/20  「近世後期における北方へのまなざし」 第2回 7/27  「近世後期の漂流民・漂流記と蘭学者」 第3回 8/3    「近世後期における洋式軍事技術の導入と展開―高島流砲術の創始から用兵・造砲・軍制の改革へ―」 第4回 8/24  「近世後期の江戸湾防備と忍藩・地域」 第5回 8/31  「近世後期の日露関係史とアイヌモシリ ―「蝦夷図」にみる認識と対抗―」 講師 第1回 7/20  嶋村 元宏 (当館主任学芸員) 第2回 7/27  松本 英治 氏(開成高等学校教諭) 第3回 8/3    梶 輝行  氏(横浜薬科大学教授) 第4回 8/24  澤村 怜薫 氏(行田市郷土博物館学芸員) 第5回 8/31  吉村 智博 氏(大阪人権博物館学芸員・国際日本文化研究センター客員准教授) 会場 当館講堂 定員 各回70名(申込み多数の場合は抽選。1回ごとの申込みも受け付けますが、連続講座のため、全5回お申込みの方を優先します。) 受講料 無料(ただし、初回受講日の特別展観覧券が必要) 申込 申込締切 備考 1回ごとでの参加をご希望の場合は、「往復はがき」又は「フォームメール」備考欄に参加希望のお日にちをご記載ください。