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クラシック・ヨコハマ2019 ミュージアムコンサート in 神奈川県立歴史博物館 
クラシック・ヨコハマ2019 ミュージアムコンサート in 神奈川県立歴史博物館 
11月 10 終日
クラシック・ヨコハマ2019 ミュージアムコンサート in 神奈川県立歴史博物館 
穏やかに晴れた秋の日曜日、当館にクラシック音楽、木管四重奏による音色が響き渡りました。チャイコフスキー「くるみ割り人形」の行進曲など、わたしたちにもなじみのある曲からはじまり、フルートとオーボエ、クラリネットとファゴットの二重奏曲などバラエティ豊かなプログラムが演奏されました。 演奏者はミュージック・マスターズ・コース・ジャパン修了生のみなさん。楽器の紹介ではそれぞれの特徴を比較したり、曲目の紹介では曲にまつわる思い出や解説を交えるなど、とてもわかりやすく、クラシック音楽が身近に感じられたという感想も寄せられました。 4人の演奏家により、どの楽器もあたたかく深みのある音色を奏で、音楽の世界に引き込まれるひと時でした。これからも音楽を通して、博物館の魅力を発信する機会を設けたいと思います。       「クラシック・ヨコハマ2019」のプログラムとして行われるアットホーム・コレクションの一つとして、「クラシック・ヨコハマ2019 ミュージックコンサート in 神奈川県立歴史博物館」を開催します。今年はフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットによる木管四重奏の室内楽をお届けします。華やかな楽曲を楽しみつつ、博物館を楽しめる機会です。どうぞご応募ください。 日時 2019年11月10日(日) 午後2時~午後3時 出演者 ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン修了生 福島さゆり (フルート)、浜松笑美 (オーボエ) 後藤詩絵 (クラリネット)、栗林愛理 (ファゴット) 会場 当館講堂 参加料 無料(ただし、当日の常設展または特別展の観覧券が必要です) 定員 70名(申込多数の場合は抽選) 申込 「事前申込のご案内」をご覧ください。 「往復はがき」または「フォームメール」でのお申し込みとなります。 申込締切 ※定員に達しないため、追加でお申込みを受け付けます。参加を希望される方は企画普及課(045-201-0926(代表))まで、お電話でお申し込みください。 2019年10月24日(木)必着 申込受付は終了しました 備考 クラシック・ヨコハマ2019については、こちらまたはパンフレットをご覧ください。
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建物見学会「旧横浜正金銀行本店本館と横浜の銀行建築をめぐる」
建物見学会「旧横浜正金銀行本店本館と横浜の銀行建築をめぐる」
11月 16 終日
建物見学会「旧横浜正金銀行本店本館と横浜の銀行建築をめぐる」
横浜には当館をはじめとする多くの銀行建築が現存しています。 それらのほとんどは現在では銀行とは別用途に転用されていますが、現在でも横浜関内地区の歴史的街並みを形作っている重要な建物です。 国際貿易港横浜の歩みとともにあったこれらの建物をめぐりました。 当館。旧館部分は横浜正金銀行本店本館として明治37年に建てられました。 通常は公開していない、貴賓用の階段や屋上ドームも見学しました。   当館の近隣にも、かつて銀行だった建物が多く残っています。 ・旧川崎銀行横浜支店(損保ジャパン日本興亜馬車道ビル) ・旧安田銀行横浜支店(東京藝術大学大学院) 本町通りを歩きます。 ・旧横浜銀行集会所(横浜銀行協会) ・現役の銀行として活躍中。旧三井銀行横浜支店(三井住友銀行横浜支店) ・旧露亜銀行横浜支店(ラ・バンク・ド・ロア)   銀行だけあり、全体には堅牢で重厚な造りでありながら、細部に繊細な装飾が施されており、とてもデザイン性に優れた建物が多いように感じます。 今回の見学会は、約1㎞の道のりの中で、合計8つの銀行建築を見学しました。特にメインストリートの本町通りを歩く時には、かつて金融街であった横浜の面影を感じることができました。 横浜には、当館をはじめとして、多くの銀行建築が現存しています。それらのほとんどは現在では銀行と別用途に転用されていますが、現在でも横浜関内地区の歴史的街並みを形作っている重要な建物です。 本見学会では、国際貿易横浜の歩みとともにあったこれらの建物をめぐります。 日時 2019年11月16日(土)午後1時30分~午後4時 講師 丹治 雄一(当館企画普及課長、学芸員) 集合 当館1階会議室 見学場所 ・神奈川県立歴史博物館(旧横浜正金銀行本店本館) ・日本興亜馬車道ビル(旧川崎銀行横浜支店) ・東京芸術大学大学院(旧安田銀行横浜支店) ・三井住友銀行横浜支店(旧三井銀行横浜支店)ほか ※天候により見学場所が変更、または当館建物のみとなることがあります。 定員 25名(申込多数の場合は抽選) 参加料 無料(ただし、当日の常設展観覧券が必要です) 申込 申込締切
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コレクション展 連続講座「地域史のための中世古文書入門-フィールドワーク事始め-」(全4回)
コレクション展 連続講座「地域史のための中世古文書入門-フィールドワーク事始め-」(全4回)
11月 30 終日
コレクション展 連続講座「地域史のための中世古文書入門-フィールドワーク事始め-」(全4回)
コレクション展「桜井家文書ー戦国武士がみた戦争と平和ー」に関連し、体験を交え中世の歴史資料に親しむ全4回の講座を行いました。 講師は、コレクション展を担当した渡邊学芸員です。自身の研究や調査方法について紹介しつつ、古文書をはじめとし我々の周りにどのような歴史資料が残されているのか、またそれらの資料を用いてどのように地域史研究が進められているのかについてお話ししました。 第1回 「いろいろな中世文書」 初回は、コレクション展「桜井家文書」の古文書を事例にあげつつ、中世の手紙の形態について学びました。実際に手紙(プリントしたもの)を折って畳んでみると、オフィシャルなものと略式のものでは随分と形が異なっていることが分かります。手紙の文面以外、形状・形態といった部分からも権力や人間関係など、実に多くの情報が読み取れるのです。 第2回 「体験 和綴じをやってみよう!」 第1回目では手紙を取り上げましたが、手紙や書類以外に多く残る紙資料に、古典籍(和綴じの本のこと、書物)があります。 第2回目では、古典籍の形状や構造を学ぶため、ベーシックな綴じ方の「四つ目綴じ」で、マイノートを作成しました。この回はスペシャル講師として、当館で古い書籍の修復作業などを行なっている吉澤さんに、四つ目綴じの方法を教わりました。              第3回 「体験 拓本をとってみよう!」 紙資料以外にも私たちの身近なところに中世の歴史資料は存在します。それは、板碑・五輪塔・宝篋印塔といった石造物で、お墓や路傍で見る事ができます。 第3回目は、実際の調査でも行なっている、これら石造物から文字や模様を写しとる、拓本のとり方を学びました。渡邊学芸員が板碑の拓本をとるデモンストレーションを行なった後、受講者はそれぞれ古銭の拓本をとりました。             第4回 「地図上フィールドワーク 武士本拠を探せ!」 中世の営みの痕跡を現在に見つけるのは難しく思えますが、実は「地名」にその痕跡を見つける事ができます。かつての地形だけでなく、武士が支配した村落や、本拠そのものを指す地名が現在まで残っていることがあります。 最終回の第4回は、一通の中世文書に記されている地名を手掛りに、現在の地図に残っている地名と付き合わせて武士本拠を探す、フィールドワークの疑似体験を行いました。             全4回、約1ヶ月に渡る講座でしたが、受講者の方々は毎回違った体験を行なった事が新鮮だったようです。そして、第2回で作った和綴じノートをこの講座の内容をまとめたマイ学習ブックとして使用されている方や、第3回で拓本をとった後に早速拓本キット(拓墨や紙など)を購入しよう!とおっしゃていた方など、それぞれの研究意欲も高まったようです。是非これをきっかけに歴史資料に親しんでいただければ幸いです。 地元の中世史を調べてみたいけど、どうやればいいのか分からない。そんな方にお勧めの、フィールドワーク入門講座です。 体験を通して、古文書やさまざまな地域資料に親しんでみましょう。 日時 2019年11月30日,12月7日,14日,21日(いずれも土曜日)(連続講座 全4回) 各回 午前10時30分~12時 演題 第1回 11/30 「いろいろな中世文書」 第2回 12/7   「体験 和綴じをやってみよう!」 第3回 12/14 「体験 拓本をとってみよう!」 第4回 12/21 「地図上フィールドワーク 武士本拠を探せ!」 講師 渡邊 浩貴 (当館学芸員) 吉澤 智恵子 (当館非常勤資料整理員) 会場 当館講堂 定員 各回30名(申込多数の場合は抽選。1回ごとの申込も受け付けますが、連続講座のため、全4回お申し込みの方を優先します。) 受講料 無料(ただし、初回受講日の常設展観覧券が必要) ※第2回 12/7「体験 和綴じをやってみよう!」は作成のための材料費(600円程度)が必要となります。 申込 申込締切 備考 1回ごとでの参加をご希望の場合は、「往復はがき」又は「フォームメール」備考欄に参加希望のお日にちをご記載ください。