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中世びとにならう 手紙の書き方、折り方(小学生~高校生とその保護者向け)
中世びとにならう 手紙の書き方、折り方(小学生~高校生とその保護者向け)
5月 12 終日
特別展「神奈川県博開館51周年記念 つなぐ神奈川県博-Collection to Connection-」にも出品されている、中世(約600年前頃)の頃に書かれた手紙。これに因んで、中世の様式に則って手紙を書き、折る体験型イベントを行いました。 まず現代の手紙と中世の手紙の違いや、どのように読むのか等を説明した後、展示室の中で実際に中世の頃に書かれた手紙を見学。 その後、サンプルを見ながら竪紙形式・折紙形式・密書形式等の中世の手紙の形式を学んでいきました。 書き方が分かったら、いよいよ実際に手紙を書くワークショップがスタート。中世の戦国武将もよく使っていた『竪紙形式』で手紙を書きます。現在とは宛名や本文、自分の名前を記入する場所も違い、手紙の内容だけでなく、書き方だけで自分の気持ちを相手に伝える部分もあるんですよ。 完成した手紙は、そのまま持ち帰って家族や友人に渡す方、自分の資料にする方、当日郵送する方と様々。当日は同時間帯に「横浜本町郵便局による風景印押印イベント」を正面エントランスロビーでおこなっていたので、オリジナルの風景印やこの日限りの小型印を押してもらっている方もたくさんいらっしゃいました。 体験型イベントを通じ、今後展示室で手紙を見るときに、より詳しく理解できるようになったのではないでしょうか。 中世に用いられた手紙の折り方、書き方にならい、手紙を書き、折る体験をします。※同日午後に同様の一般向けイベントを実施しました。 対象 小学生~高校生とその保護者 開講日 平成30年5月12日(土) 時間 午前10時~11時30分 講師 渡邊 浩貴(当館学芸員) 会場 当館会議室 定員 小学生~高校生とその保護者 15組 (申し込み多数の場合は抽選) 参加費 無料(但し高校生以上の方は当日の特別展観覧券が必要です。) 事前申込制 申込締切
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東海道分間絵図をつくる
東海道分間絵図をつくる
5月 20 終日
特別展「つなぐ、神奈川県博─Collection to Connection─」に出品されている「東海道分間絵図」のレプリカを作りました。料紙を裁断し、貼り継いでいくシンプルな作業でしたが、ジャバラ折りの冊子へ仕上げていくにはコツと集中力が必要になります。参加者の皆さんは黙々と手を動かしていました。 東海道分間絵図をまなぶ まずは特別展室で「東海道分間絵図」の実物を見学しました。今回作ったレプリカは、作りやすさを重視して、実物よりも少し小さめなのだそうです。 つぎに、古宮学芸員から詳細なレクチャーがありました。絵図の作者である遠近道印(おちこちどういん)や、挿絵を担当した浮世絵師・菱川師宣について、などなど…。挿絵にはさまざまな身分の人々が描かれているのも注目、とのことでした。 東海道分間絵図をつくる さて、いよいよ作業開始です。料紙を裁断し、ジャバラ折り状に貼り継いでいきました。制作時間およそ2時間という長丁場でしたが、時間をかけて作った絵図が完成すると嬉しいものです。 今回制作したのは日本橋から小田原まで。世界にひとつだけのマイ絵図で、街道の景色を眺めてみてくださいね。 江戸時代の東海道を描いた街道絵図「東海道分間絵図」を、当時と同じ折り方、貼り方で再現します。 日時 平成30年5月20日(日) 午後1時30分~4時 講師 古宮雅明(当館専門員) 根本佐智子(当館非常勤学芸員) 会場 当館会議室・特別展展示室 定員 20名(申込多数の場合は抽選) 参加費 無料(但し当日の特別展観覧券が必要です。) 事前申込制 申込締切
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