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建物見学会「横浜正金銀行本店『エースのドーム』と横浜三塔周辺をめぐる」
建物見学会「横浜正金銀行本店『エースのドーム』と横浜三塔周辺をめぐる」
3月 10 終日
本年度最後の「建物見学会」は3月10日”横浜三塔の日”にちなんで開催。横浜正金銀行本店本館と、横浜三塔周辺を巡る見学会を行いました。 前半は、今に残る当館旧館部分建物の概要についてお話ししながら見学します。 後半の横浜三塔見学は、まず赤レンガ倉庫(旧新港埠頭煉瓦一号上屋・旧新港埠頭煉瓦二号上屋)へ。赤レンガ倉庫は三塔と関係ないように思われるかもしれませんが、実はジャックの塔(横浜開港記念会館)や当館でも使用されている「碇聯鉄(ていれんてつ)構法」で建てられた建物なんです。その後クイーンの塔(横浜税関)やキングの塔(神奈川県庁本庁舎)の説明も聞きながら、ジャックの塔まで歩いて散策は終了。構法からも、横浜の近代建築のつながりが感じられますね。 「エースのドーム」と名づけた旧横浜正金銀行本店本館(当館建物)と横浜三塔周辺をめぐる見学会です。 日時 2019年3月10日(日)午後1時30分~午後4時 講師 丹治 雄一(当館主任学芸員) 会場 当館建物、神奈川県庁本庁舎、横浜税関、横浜市開港記念会館 等 定員 25名(申込多数の場合は抽選) 参加料 無料(ただし、当日の常設展観覧券が必要です) 申込 申込締切
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特別陳列関連講座①「平家物語と館蔵屏風絵」
特別陳列関連講座①「平家物語と館蔵屏風絵」
3月 16 終日
当館所蔵「源平合戦図屏風」を中心に、特別陳列「屏風をひらけば」担当の橋本学芸員による講演会を行いました。 まずは『平家物語』を紐解きながら、当館所蔵品に描かれた場面(図像)を解説しました。 「源平合戦図屏風」は、屏風という横長の大画面に『平家物語』の場面を散りばめながら、しかも一枚の絵として破綻のないように描かれているのだそうです。 金雲や樹木を効果的に配置して、場面と場面が区切られているのも、この屏風の見どころです。 次に展示室で屏風を見るときには、また違った観点から鑑賞できるのではないでしょうか。 平安時代末期の平家一門の興亡を語る『平家物語』は、語り物として琵琶法師によって語られ、さらに謡曲としても広く愛好されました。江戸時代には、これらの文学作品を題材に源平合戦図屏風が多く描かれます。数々のエピソードを屏風の大画面にどのように配置し仕上げるか。展示中の館蔵品を中心にお話しします。 日時 2019年3月16日(土) 午後1時30分~3時 講師 橋本 遼太(当館学芸員) 会場 当館講堂 定員 70名(申し込み多数の場合は抽選) 受講料 無料(ただし、当日の常設展観覧券が必要) 申込 申込締切 2019年2月22日(金)必着 申込受付は終了しました
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特別陳列関連講座②「耕作図と館蔵屏風絵」
特別陳列関連講座②「耕作図と館蔵屏風絵」
3月 30 終日
当館では、前島宗祐筆と狩野探幽筆による2点の「四季耕作図屏風」を所蔵しています。特別陳列「屏風をひらけば」担当の橋本学芸員が、これらの耕作図を中心に講座を行いました。中国から日本に伝わった耕作図の場面(図像)を、宗祐や探幽がどのように描いたのか。2人の画家の、それぞれに異なる筆法や場面の配置に着目しながら、作品の意義や鑑賞ポイントを探っていきました。 田植えから収穫までの耕作の様子を、季節の循環にのせて描く四季耕作図。展示中の2点の耕作図(前島宗祐筆と狩野探幽筆)は、同じ耕作図という画題でありながら図様や表現は大きく異なります。これらの違いの理由を考えながら、耕作図の受容や画家の特徴についてお話しします。 日時 2019年3月30日(土) 午後1時30分~3時 講師 橋本 遼太(当館学芸員) 会場 当館講堂 定員 70名(申し込み多数の場合は抽選) 受講料 無料(ただし、当日の常設展観覧券が必要) 申込 申込締切 2019年3月8日(金)必着 申込受付は終了しました
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