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早雲寺と戦国大名北条氏ゆかりの地を訪ねる
早雲寺と戦国大名北条氏ゆかりの地を訪ねる
11月 5 終日
早雲寺と戦国大名北条氏ゆかりの地を訪ねる
特別展「開基500年記念 早雲寺-戦国大名北条氏の遺産と系譜-」の開催にあわせ、早雲寺と早雲寺を菩提寺とした小田原北条氏ゆかりの地を歩く現地見学会を実施しました。講師は今回の展覧会担当学芸員の渡邊と、小田原北条氏を専門に研究している鳥居和郎氏です。鳥居氏は当館学芸員でもあったので、参加された方の中には懐かしい思いを抱かれた方もいらっしゃったのではないでしょうか。 見学会はまず箱根湯本駅からスタートし、正眼寺に向かいました。その途中で「湯本小学校跡」の看板を発見。現在の湯本小学校から300m程離れた場所にその看板はありますが、実はこの場所も昔の早雲寺の境内だったとのこと。現在のお寺の広さよりもかなり大きかったことが窺えます。そんな話をしながら正眼寺に到着。正眼寺は地蔵信仰で有名なお寺で、1335年の史料には「湯本地蔵堂」と記されています。今回の特別展「早雲寺」で展示されていた2軀の地蔵菩薩立像からも地蔵信仰が窺い知る事ができました。境内にはこれらの像が祀られる曽我堂があり、曽我物語に登場する曽我兄弟がそれぞれの像に擬されているのも特徴です。裏手の山には中世の石仏群も残されており、”箱根”という場所の中世の信仰と歴史について詳しい解説を行いました。   正眼寺の見学後は展覧会のメインでもある早雲寺へと向かいます。早雲寺は今から500年前、1521年に北条氏綱が建立したとされる古刹。「金湯山」と山号の掲げられた惣門からはじまり、本堂や鐘楼、北条五代の墓などの見どころがずらり。早雲寺ゆかりの品々は今回の特別展に多く出品されていましたが、本堂の襖絵など出品が叶わなかった作品もありました。今回の現地見学会では特別にそれらの拝観もさせていただくことができ、参加者の皆さんは興味深くご覧になっていました。     特別展「開基500年記念 早雲寺-戦国大名北条氏の遺産と系譜-」に関係する早雲寺・正眼寺・箱根町立郷土資料館を、北条氏研究者と特別展担当学芸員の案内により解説を交えながら徒歩で巡ります。 日時 2021年11月5日(金)午後1時30分~4時 講師 鳥居 和郎 氏(元神奈川県立歴史博物館学芸員)、渡邊 浩貴(当館学芸員) 定員 15名(申込多数の場合は抽選) 参加料 無料(ただし、施設により入館料が必要な場合は参加者の実費負担となります) 事前申込制 申込締切 注意事項 ・約3kmの行程に坂道などが含まれます。 ・小雨決行、荒天時中止。 ・参加中の常時マスク着用をお願いします。 ・集合時に検温をさせていただきます。37.5℃以上の体温が検知された場合は参加をお断りさせていただきます。 ・新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、急きょ中止・変更になる場合が  ございます。その場合は、このページにてお知らせします。
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