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現地見学会「横須賀の地形・地質と石材関連遺産を巡る~観音崎・浦賀エリア~」
現地見学会「横須賀の地形・地質と石材関連遺産を巡る~観音崎・浦賀エリア~」
10月 26 終日
現地見学会「横須賀の地形・地質と石材関連遺産を巡る~観音崎・浦賀エリア~」
5月に開催した真鶴半島の現地見学会に引き続き、石材をテーマに今回は横須賀市の観音崎・浦賀エリアを見学。博物館の中から現場に飛び出し、生命の星・地球博物館と歴史博物館の3名の講師陣による自然科学分野と歴史分野の垣根を越えた現地見学会を行いました。 観音崎公園 見学会は観音崎バス停前からスタートです。三浦半島の大地がどのような地質であるのか?等について説明した後、観音崎北門第二砲台跡まで移動。実際に地質地層の見える箇所や、砲台に使用されている石など地質分野の方面から解説を行いました。砲台については歴史的な側面からの説明も加えつつ、実は「房州石」という千葉県産の石も使用されていることなど、房総半島と三浦半島の近さや交易状況が伺える内容も。北門第一砲台跡、観音崎灯台付近でも地質地層について解説しながら見学しました。 浦賀レンガドック 昼食後は浦賀レンガドックへ。浦賀レンガドックと千代ケ崎砲台跡は常時公開されておらず、横須賀市教育委員会のご協力で見学が実現しました。3名の講師陣の他、横須賀市教育委員会生涯学習課文化財係 亀井泰治氏にドックの成り立ちや作り等の解説をしていただきました。レンガの積み方や使用石材にもやはり観音崎との共通点も伺えました。 千代ケ崎砲台跡 こちらも横須賀市教育委員会生涯学習課文化財係 川本真由美氏による基礎解説付きで見学していきました。観音崎の砲台跡と比べこちらは砲台の地下部分も綺麗に保存されているところが多く、どのように使用されていたかなどの説明は大変興味深いものでした。石材に注目するとやはり観音崎と同様の物が使用されていることもわかります。千代ケ崎砲台跡は高台にあるため、海の先にある房総半島もよく見ることができ、東京湾の入り口として要衝であったことも実感することができました。 横須賀市の観音崎・浦賀エリアには、三浦半島の大地の歴史を感じることができる観察スポットや、近代に東京湾を防衛するために建設された砲台跡などが点在しています。本見学会は、当館学芸員と生命の星・地球博物館の学芸員の解説で地形・地質の観察スポットと近代化遺産等を巡り、三浦半島の成り立ちとそこで営まれた人々の活動を関連づけて理解することを目指します。 なお、本見学会は、科学研究費助成事業「岩石・石材を素材とした歴史系および自然系博物館による地域学習プログラムの協働開発」(18K01111)の一環として実施するものです。 日時 2022年10月26日(水)  午前10時~午後3時30分(昼食休憩あり) 講師 山下 浩之(生命の星・地球博物館情報資料課長・学芸員) 田口 公則(生命の星・地球博物館主任学芸員) 丹治 雄一(当館学芸部長) 見学先 観音崎公園、浦賀ドック、千代ケ崎砲台跡等 定員 15名(申込多数の場合は抽選) 参加料 無料(ただし、交通費の実費負担があります) 申込 申込締切 注意事項 ・徒歩部分は約5kmの行程です。行程には急勾配の坂道が含まれます。また途中路線バスによる移動が含まれます。 ・参加中の常時マスク着用をお願いします。 ・集合時に検温をさせていただきます。平熱と比べて高い発熱が確認された場合は参加をお断 りさせていただきます ・感染防止策チェックリストはこちらをご確認ください。 ・新型コロナウイルス感染防止のため、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。 催行について 小雨決行(行程変更あり)、荒天時中止(中止の場合はこのページでお知らせします)
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