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館長トーク「徳川家康と”御殿”」
館長トーク「徳川家康と”御殿”」
7月 13 終日
館長トーク「徳川家康と”御殿”」
今年度2回開催する予定の館長トークの1回目を開催しました。今回のテーマは「徳川家康と“御殿”」です。 江戸時代初期、家康は鷹狩のための宿泊施設として、神奈川県内に5つの御殿(小杉御殿、神奈川御殿、藤沢御殿、中原御殿、箱根御殿)を建てました。 家康にとっての鷹狩は娯楽だけでなく、郊外に出て庶民の様子を視察することや、自身の健康のためでもあったことを解説し、当時の御殿の様子が記された資料の紹介をしました。残念ながら、御殿そのものは現存しておらず、現在は地名や石碑のみが残っている場所が多いですが、近年の発掘調査で御殿の構造が明らかになってきていることもお話しました。 最後に「家康トピックス」として、『徳川家康起請文』(当館所蔵)を紹介しました。起請文とは神仏に物事の実行などを誓う文書で、家康が北条氏規の身命を保証することを約束したことが記されています。 参加者の方々からは「大河ドラマを見ているので、関心が高まった」「家康トピックスも面白かった」という感想をいただきました。 次回の館長トークは、神奈川における江戸時代のサトウキビ栽培と砂糖製造についてお話しする予定です。   「御殿」とは、徳川将軍が利用した休泊施設をいいます。近世初頭、徳川家康は鷹狩りを名目とした民情視察を行うにあたり、神奈川県内の街道に「中原御殿」や「神奈川御殿」など、いくつかの御殿を建設しました。今回の館長トークでは、御殿の実態と家康の利用状況などについて紹介します。 日時 2023年7月13日(木) 午後2時~3時30分 講師 望月 一樹(当館館長) 会場 当館講堂 定員 60名(申込み多数の場合は抽選) 受講料 無料(ただし、当日の常設展観覧券が必要です) 申込 「往復はがき」または「申し込みフォーム」でのお申し込みとなります。 ※抽選の有無に拘わらず、結果は締切日から 10 日以内にご連絡します。「申込フォーム」でのお申し込みの場合、携帯電話・スマートフォンやパソコンにドメイン設定(受信拒否設定)をされていると、結果をお知らせするメールを受信することができない場合がございます。ドメイン設定を解除していただくか、『@dshinsei.e-kanagawa.lg.jp』及び『@kanagawa-museum.jp』を受信リストに加えていただきますようお願いします。 申込締切 注意事項 ・ご来館される前にこちらをご確認ください。 ・本講座は今年度2回の実施を予定していますが、お申し込みは各回ごとになります。 ・天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。
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連続講座「関東大震災を知る」
連続講座「関東大震災を知る」
7月 29 終日
連続講座「関東大震災を知る」
特別展「関東大震災-原点は100年前-」に関連する連続講座「関東大震災を知る」を実施しました。今年は、関東大震災の発生から100年目を迎える節目の年となり、今回の講座では震災を振り返り、今後の大地震への備えについて考えました。 第1回は、横浜都市発展記念館の吉田律人氏が講師です。「横浜と関東大震災」をテーマに、震災で最大の被害を受けた横浜の実態をお話し頂きました。記録用に撮影されたと推測される写真から、火災によって失われた建物や市街地の様子、その他にも復興へ向けた県内の鉄道復旧の過程を紹介しました。 第2回は、今回の特別展を担当した武田学芸員です。「神奈川と関東大震災」をテーマに、展覧会を企画した意図や見どころを紹介しました。当館の旧館部分である旧横浜正金銀行本店本館は、関東大震災の被害を受け内部を焼失しつつも、建物の躯体や地下が残存したことから震災の生き証人とされており、シンボルであるドームが焼失した写真や、復興の様子を解説しました。また、芝浦製作所の岸敬二郎など復興に向けて尽力した人々にもスポットを当てて紹介しました。 第3回は大磯郷土資料館の富田三紗子氏です。「大磯と関東大震災」をテーマに、大磯町の被害の様子を写真で紹介しました。当時の震災の様子が細かく記された日記や、実際に震災を体験された方の録音テープ資料からは、人々の大きな不安や混乱した社会の様子が感じられました。今後起こりうる大きな地震への備えが重要であることを再確認することができた講座となりました。   関東大震災の被害と復興の様子について、主に横浜市域や大磯町域を対象にして詳しく解説するとともに、神奈川県域を概観します。 日時 2023年7月29日,8月 5日, 12日(全て土)(連続講座 全3回) 各回 午後1時30分~3時30分 演題 第1回 7/29 「横浜と関東大震災」第2回 8/5 「神奈川と関東大震災」第3回 8/12 「大磯と関東大震災」 講師 第1回 7/29 吉田 律人 氏(横浜都市発展記念館 主任調査研究員)第2回 8/5 武田 周一郎(当館 学芸員)第3回 8/12 富田 三紗子 氏(大磯町郷土資料館 学芸員) 会場 当館講堂 定員 各回60名(申込み多数の場合は抽選。1回ごとの申込みも受け付けますが、連続講座のため、全3回お申込みの方を優先します。) 受講料 無料(ただし、当日の特別展観覧券(招待券を含む)が必要です) 申込 「往復はがき」または「申し込みフォーム」でのお申し込みとなります。 ※抽選の有無に拘わらず、結果は締切日から 10 日以内にご連絡します。 ※「申し込みフォーム」でのお申し込みの場合、携帯電話・スマートフォンやパソコンにドメイン設定(受信拒否設定)をされていると、結果をお知らせするメールを受信することができない場合がございます。ドメイン設定を解除していただくか、『@dshinsei.e-kanagawa.lg.jp』及び『@kanagawa-museum.jp』を受信リストに加えていただきますようお願いします。 申込締切 備考 1回ごとでの参加をご希望の場合は、「往復はがき」又は「申し込みフォーム」備考欄に参加希望のお日にちをご記載ください。 注意事項 ・ご来館される前にこちらをご確認ください。 ・天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合があります。その場合は、このページにてお知らせします。
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