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連続講座「関東大震災を知る」
連続講座「関東大震災を知る」
8月 5 終日
特別展「関東大震災-原点は100年前-」に関連する連続講座「関東大震災を知る」を実施しました。今年は、関東大震災の発生から100年目を迎える節目の年となり、今回の講座では震災を振り返り、今後の大地震への備えについて考えました。 第1回は、横浜都市発展記念館の吉田律人氏が講師です。「横浜と関東大震災」をテーマに、震災で最大の被害を受けた横浜の実態をお話し頂きました。記録用に撮影されたと推測される写真から、火災によって失われた建物や市街地の様子、その他にも復興へ向けた県内の鉄道復旧の過程を紹介しました。 第2回は、今回の特別展を担当した武田学芸員です。「神奈川と関東大震災」をテーマに、展覧会を企画した意図や見どころを紹介しました。当館の旧館部分である旧横浜正金銀行本店本館は、関東大震災の被害を受け内部を焼失しつつも、建物の躯体や地下が残存したことから震災の生き証人とされており、シンボルであるドームが焼失した写真や、復興の様子を解説しました。また、芝浦製作所の岸敬二郎など復興に向けて尽力した人々にもスポットを当てて紹介しました。 第3回は大磯郷土資料館の富田三紗子氏です。「大磯と関東大震災」をテーマに、大磯町の被害の様子を写真で紹介しました。当時の震災の様子が細かく記された日記や、実際に震災を体験された方の録音テープ資料からは、人々の大きな不安や混乱した社会の様子が感じられました。今後起こりうる大きな地震への備えが重要であることを再確認することができた講座となりました。 関東大震災の被害と復興の様子について、主に横浜市域や大磯町域を対象にして詳しく解説するとともに、神奈川県域を概観します。 日時 2023年7月29日,8月 5日, 12日(全て土)(連続講座 全3回) 各回 午後1時30分~3時30分 演題 第1回 7/29 「横浜と関東大震災」第2回 8/5 「神奈川と関東大震災」第3回 8/12 「大磯と関東大震災」 講師 第1回 7/29 吉田 律人 氏(横浜都市発展記念館 主任調査研究員)第2回 8/5 武田 周一郎(当館 学芸員)第3回 8/12 富田 三紗子 氏(大磯町郷土資料館 学芸員) 会場 当館講堂 定員 各回60名(申込み多数の場合は抽選。1回ごとの申込みも受け付けますが、連続講座のため、全3回お申込みの方を優先します。) 受講料 無料(ただし、当日の特別展観覧券(招待券を含む)が必要です) 申込 「往復はがき」または「申し込みフォーム」でのお申し込みとなります。 ※抽選の有無に拘わらず、結果は締切日から 10 日以内にご連絡します。 ※「申し込みフォーム」でのお申し込みの場合、携帯電話・スマートフォンやパソコンにドメイン設定(受信拒否設定)をされていると、結果をお知らせするメールを受信することができない場合がございます。ドメイン設定を解除していただくか、『@dshinsei.e-kanagawa.lg.jp』及び『@kanagawa-museum.jp』を受信リストに加えていただきますようお願いします。 申込締切 備考 1回ごとでの参加をご希望の場合は、「往復はがき」又は「申し込みフォーム」備考欄に参加希望のお日にちをご記載ください。 注意事項 ・ご来館される前にこちらをご確認ください。 ・天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合があります。その場合は、このページにてお知らせします。
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連続講座「関東大震災を知る」
連続講座「関東大震災を知る」
8月 12 終日
特別展「関東大震災-原点は100年前-」に関連する連続講座「関東大震災を知る」を実施しました。今年は、関東大震災の発生から100年目を迎える節目の年となり、今回の講座では震災を振り返り、今後の大地震への備えについて考えました。 第1回は、横浜都市発展記念館の吉田律人氏が講師です。「横浜と関東大震災」をテーマに、震災で最大の被害を受けた横浜の実態をお話し頂きました。記録用に撮影されたと推測される写真から、火災によって失われた建物や市街地の様子、その他にも復興へ向けた県内の鉄道復旧の過程を紹介しました。 第2回は、今回の特別展を担当した武田学芸員です。「神奈川と関東大震災」をテーマに、展覧会を企画した意図や見どころを紹介しました。当館の旧館部分である旧横浜正金銀行本店本館は、関東大震災の被害を受け内部を焼失しつつも、建物の躯体や地下が残存したことから震災の生き証人とされており、シンボルであるドームが焼失した写真や、復興の様子を解説しました。また、芝浦製作所の岸敬二郎など復興に向けて尽力した人々にもスポットを当てて紹介しました。 第3回は大磯郷土資料館の富田三紗子氏です。「大磯と関東大震災」をテーマに、大磯町の被害の様子を写真で紹介しました。当時の震災の様子が細かく記された日記や、実際に震災を体験された方の録音テープ資料からは、人々の大きな不安や混乱した社会の様子が感じられました。今後起こりうる大きな地震への備えが重要であることを再確認することができた講座となりました。 関東大震災の被害と復興の様子について、主に横浜市域や大磯町域を対象にして詳しく解説するとともに、神奈川県域を概観します。 日時 2023年7月29日,8月 5日, 12日(全て土)(連続講座 全3回) 各回 午後1時30分~3時30分 演題 第1回 7/29 「横浜と関東大震災」第2回 8/5 「神奈川と関東大震災」第3回 8/12 「大磯と関東大震災」 講師 第1回 7/29 吉田 律人 氏(横浜都市発展記念館 主任調査研究員)第2回 8/5 武田 周一郎(当館 学芸員)第3回 8/12 富田 三紗子 氏(大磯町郷土資料館 学芸員) 会場 当館講堂 定員 各回60名(申込み多数の場合は抽選。1回ごとの申込みも受け付けますが、連続講座のため、全3回お申込みの方を優先します。) 受講料 無料(ただし、当日の特別展観覧券(招待券を含む)が必要です) 申込 「往復はがき」または「申し込みフォーム」でのお申し込みとなります。 ※抽選の有無に拘わらず、結果は締切日から 10 日以内にご連絡します。 ※「申し込みフォーム」でのお申し込みの場合、携帯電話・スマートフォンやパソコンにドメイン設定(受信拒否設定)をされていると、結果をお知らせするメールを受信することができない場合がございます。ドメイン設定を解除していただくか、『@dshinsei.e-kanagawa.lg.jp』及び『@kanagawa-museum.jp』を受信リストに加えていただきますようお願いします。 申込締切 備考 1回ごとでの参加をご希望の場合は、「往復はがき」又は「申し込みフォーム」備考欄に参加希望のお日にちをご記載ください。 注意事項 ・ご来館される前にこちらをご確認ください。 ・天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合があります。その場合は、このページにてお知らせします。
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記念講演会「関東地震:発生から100年後の地震像」
記念講演会「関東地震:発生から100年後の地震像」
8月 19 終日
特別展「関東大震災―原点は100年前―」に関連する講演会を実施しました。講師は、神奈川県小田原市の入生田駅近くにある、温泉地学研究所の本多亮主任研究員です。 講演会の冒頭では「関東大震災」と「関東地震」の違いについてをまず説明しました。「震災」は地震に起因する様々な災害(火災、崩壊、土砂崩れ等)を指し、「地震」は関東大震災を引き起こした地震そのもののことです。この講演は、まだマグニチュードなどの指標のない頃に起きた「関東地震」を様々な角度から再評価する内容となりました。関東地震の観測データと共に、震源、震央はどこだと考えられているか、後の研究で断層の広がりや破壊が進展していく様子がどのように明らかにされていったかの経緯、地震発生のメカニズム、関東地震の特徴などを詳しくお話しいただきました。 神奈川県温泉地学研究所で地震を専門に研究する講師を招き、発災当時から100年経った現在、関東大震災を振り返ります。 日時 2023年8月19日(土) 午後1時30分~3時30分 講師 本多 亮(神奈川県温泉地学研究所 主任研究員) 会場 当館講堂 定員 60名(申込み多数の場合は抽選) 受講料 無料(ただし、当日の特別展観覧券(招待券を含む)が必要です) 申込 「往復はがき」または「申し込みフォーム」でのお申し込みとなります。 ※抽選の有無に拘わらず、結果は締切日から 10 日以内にご連絡します。「申込フォーム」でのお申し込みの場合、携帯電話・スマートフォンやパソコンにドメイン設定(受信拒否設定)をされていると、結果をお知らせするメールを受信することができない場合がございます。ドメイン設定を解除していただくか、『@dshinsei.e-kanagawa.lg.jp』及び『@kanagawa-museum.jp』を受信リストに加えていただきますようお願いします。 申込締切 注意事項 ・ご来館される前にこちらをご確認ください。 ・天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合があります。その場合は、このページにてお知らせします。
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高校生・大学生向け現地見学会「海上保安庁の測量船で知る海の防災」
高校生・大学生向け現地見学会「海上保安庁の測量船で知る海の防災」
8月 24 終日
特別展「関東大震災-原点は100年前-」に関連して、高校生・大学生を対象とした現地見学会「測量船で知る海の防災」を実施しました。 この講座は、第三管区海上保安本部の協力を得て開催され、東日本大震災後の海の測量で活躍した測量船「天洋」の内部や海洋情報資料館を見学しました。 まずは、「天洋」の船内を見学しました。操縦室で、波のメカニズムについて学び、地震発生時の海洋調査の重要性について職員の方にお話いただきました。 次に、航海をするうえで欠かせない海図を作成するための調査・測量をする部屋を見学しました。天洋は水深100mより浅い調査が得意な船で、マルチビーム音響測深機を使用することなど、調査の方法を詳しく知ることができました。 測量船「天洋」の見学後は、海洋情報資料館へ移動し、第三管区海上保安本部海洋情報部長の木下氏によるミニ講義と、当館で特別展を担当した武田学芸員の挨拶、資料館の見学を行いました。 大地震が発生した際は、緊急の海洋調査を行い、安全に航海できるよう海図を改訂することや、地震予測やメカニズムの解明などに役立てるため、海洋調査を継続的に行い防災に活用することが重要であるとお話いただきました。 館内の展示室には、日本で初めて作製された海図や、デジタル機器がなかった頃、海の深さや流れ、満ち潮、引き潮を計算していた当時の海洋調査や海の測量に関わる機器などが展示され、参加者の学生さんたちはじっくりと観察していました。 測量船の見学に加えて、海上保安庁の職員や特別展を担当した武田学芸員の話を聞くことで、震災に関する理解を深めることができた講座となりました。 第三管区海上保安本部の協力を得て開催する見学会です。東日本大震災後の海の測量で活躍した測量船の内部や海洋情報資料館を見学し、海上保安庁職員及び当館学芸員から話を聞くことで、震災に関する理解を深めます。 日時 2023年8月24日(木) 午前10時~午後12時30分 行程 ①停泊している海上保安庁測量船(お台場海浜公園駅から徒歩15分程度)→海上保安庁海洋情報資料館(東京都江東区青海2-5-18・テレコムセンター駅から徒歩10分程度) ②海上保安庁海洋情報資料館(東京都江東区青海2-5-18・テレコムセンター駅から徒歩10分程度)→停泊している海上保安庁測量船(お台場海浜公園駅から徒歩15分程度) ※15人程度の2つのグループに分かれて見学します。①②どちらのグループになるかは当選時にご連絡します。 定員 高校生・大学生30名(申込多数の場合は抽選。) ※当日は15名程度のグループに分かれて見学を行います 受講料 無料(ただし、「お台場海浜公園駅」-「テレコムセンター駅」間の交通費は参加者負担) 申込 「申し込みフォーム」でのお申し込みとなります。 ※抽選の有無に拘わらず、結果は締切日から 10 日以内にご連絡します。携帯電話・スマートフォンやパソコンにドメイン設定(受信拒否設定)をされていると、結果をお知らせするメールを受信することができない場合がございます。ドメイン設定を解除していただくか、『@dshinsei.e-kanagawa.lg.jp』及び『@kanagawa-museum.jp』を受信リストに加えていただきますようお願いします。 申込締切 注意事項 ・天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。 協力 【現地見学会チラシ(1.2MB)】
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連携講座「地球博×県博 神奈川県西部の災害を知る」
連携講座「地球博×県博 神奈川県西部の災害を知る」
8月 31 終日
特別展「関東大震災―原点は100年前―」に関連して、連携講座「地球博×県博 神奈川県西部の災害を知る」を小田原市入生田にある生命の星・地球博物館で実施しました。 当館の前身である「神奈川県立博物館」から、平成7年に自然史部門が独立する形で生命の星・地球博物館が入生田の地に誕生しました。生命の星・地球博物館と当館は兄弟館ということになります。 関東大震災から100年の節目の今年、兄弟館である2館が連携して、自然史の観点から神奈川県西部の自然災害について生命の星・地球博物館の西澤学芸員が、歴史学の観点から関東大震災時の神奈川県西部の被害や復興について当館の武田学芸員が解説しました。 まず最初に西澤学芸員が、自然災害とは何か、神奈川県西部の地域特性、県西部の象徴的な自然災害について解説しました。神奈川県西部は山地、丘陵、平野、盆地もあり、河川、湖もあれば火山もあるという多種多様な地域であり、あらゆる自然災害が起こりうること、またその自然災害から距離を置くことは不可能であり、今いる場所で過去どのような災害がどのくらいあったのか、今後どのような災害が起こりうるかを理解しておくことが防災につながることなどをお話しました。 その後生命の星・地球博物館で開催しているミニ展示「箱根ジオパークにおける自然災害伝承碑の取り組み」(~令和5年9月15日)を見学しました。地震などにより土砂崩れが起こっても、その後復興されるため、災害時の状態のまま残っているということはほとんどありません。そのため自然史学の観点から過去の災害の記憶をたどるのは難しいことです。そこで今回のミニ展示で焦点を当てたのが「自然災害伝承碑」です。「自然災害伝承碑」とは、過去に発生した自然災害の様相や被害状況などが記されている石碑やモニュメントのことで、被災場所に建てられることが多く、それらの場所や内容を把握することは地域住民の防災にも役立つと考えられます。 ミニ展示の見学後、当館の武田学芸員が関東大震災の概要、横浜正金銀行の被害などについて開催中の特別展「関東大震災-原点は100年前-」の展示内容も交えて解説しました。関東大震災の被害状況を表した地図を用いて神奈川県の被害を概観したり、昭和7年に吉田初三郎が描いた「神奈川県鳥瞰図」を用いて県西部の復興状況について話しました。 自然史学と歴史学の両方の観点から、関東大震災の震源地である神奈川県西部の自然災害について見つめ直す貴重な機会となりました。 県立生命の星・地球博物館との連携講座です。同館で開催中のミニ展示「箱根ジオパークにおける自然災害伝承碑の取り組み」に関連して担当学芸員が解説するとともに、当館学芸員が関東大震災の被害と復興の様子について神奈川県西部を中心に概説します。 日時 2023年8月31日(木) 午前10時30分~午後12時30分 講師 西澤 文勝 (神奈川県立生命の星・地球博物館 学芸員) 武田 周一郎(当館学芸員) 会場 神奈川県立生命の星・地球博物館 西側講義室 定員 20名(申込み多数の場合は抽選) 受講料 無料 申込 「往復はがき」または「申し込みフォーム」でのお申し込みとなります。 ※抽選の有無に拘わらず、結果は締切日から 10 日以内にご連絡します。「申込フォーム」でのお申し込みの場合、携帯電話・スマートフォンやパソコンにドメイン設定(受信拒否設定)をされていると、結果をお知らせするメールを受信することができない場合がございます。ドメイン設定を解除していただくか、『@dshinsei.e-kanagawa.lg.jp』及び『@kanagawa-museum.jp』を受信リストに加えていただきますようお願いします。 申込締切 注意事項 ・ご来館される前にこちらをご確認ください。 ※申込先・問い合わせ先と会場が異なりますのでご注意ください。 申込先・問い合わせ先は、神奈川県立歴史博物館、会場は、神奈川県立生命の星・地球博物館となります。 ・天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。
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