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高校生・大学生向け現地見学会「海上保安庁の測量船で知る海の防災」
高校生・大学生向け現地見学会「海上保安庁の測量船で知る海の防災」
8月 24 終日
高校生・大学生向け現地見学会「海上保安庁の測量船で知る海の防災」
 特別展「関東大震災-原点は100年前-」に関連して、高校生・大学生を対象とした現地見学会「測量船で知る海の防災」を実施しました。 この講座は、第三管区海上保安本部の協力を得て開催され、東日本大震災後の海の測量で活躍した測量船「天洋」の内部や海洋情報資料館を見学しました。  まずは、「天洋」の船内を見学しました。操縦室で、波のメカニズムについて学び、地震発生時の海洋調査の重要性について職員の方にお話いただきました。 次に、航海をするうえで欠かせない海図を作成するための調査・測量をする部屋を見学しました。天洋は水深100mより浅い調査が得意な船で、マルチビーム音響測深機を使用することなど、調査の方法を詳しく知ることができました。  測量船「天洋」の見学後は、海洋情報資料館へ移動し、第三管区海上保安本部海洋情報部長の木下氏によるミニ講義と、当館で特別展を担当した武田学芸員の挨拶、資料館の見学を行いました。  大地震が発生した際は、緊急の海洋調査を行い、安全に航海できるよう海図を改訂することや、地震予測やメカニズムの解明などに役立てるため、海洋調査を継続的に行い防災に活用することが重要であるとお話いただきました。 館内の展示室には、日本で初めて作製された海図や、デジタル機器がなかった頃、海の深さや流れ、満ち潮、引き潮を計算していた当時の海洋調査や海の測量に関わる機器などが展示され、参加者の学生さんたちはじっくりと観察していました。  測量船の見学に加えて、海上保安庁の職員や特別展を担当した武田学芸員の話を聞くことで、震災に関する理解を深めることができた講座となりました。  第三管区海上保安本部の協力を得て開催する見学会です。東日本大震災後の海の測量で活躍した測量船の内部や海洋情報資料館を見学し、海上保安庁職員及び当館学芸員から話を聞くことで、震災に関する理解を深めます。 日時 2023年8月24日(木) 午前10時~午後12時30分 行程 ①停泊している海上保安庁測量船(お台場海浜公園駅から徒歩15分程度)→海上保安庁海洋情報資料館(東京都江東区青海2-5-18・テレコムセンター駅から徒歩10分程度) ②海上保安庁海洋情報資料館(東京都江東区青海2-5-18・テレコムセンター駅から徒歩10分程度)→停泊している海上保安庁測量船(お台場海浜公園駅から徒歩15分程度) ※15人程度の2つのグループに分かれて見学します。①②どちらのグループになるかは当選時にご連絡します。 定員 高校生・大学生30名(申込多数の場合は抽選。) ※当日は15名程度のグループに分かれて見学を行います 受講料 無料(ただし、「お台場海浜公園駅」-「テレコムセンター駅」間の交通費は参加者負担) 申込 「申し込みフォーム」でのお申し込みとなります。 ※抽選の有無に拘わらず、結果は締切日から 10 日以内にご連絡します。携帯電話・スマートフォンやパソコンにドメイン設定(受信拒否設定)をされていると、結果をお知らせするメールを受信することができない場合がございます。ドメイン設定を解除していただくか、『@dshinsei.e-kanagawa.lg.jp』及び『@kanagawa-museum.jp』を受信リストに加えていただきますようお願いします。 申込締切 注意事項 ・天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。 協力 【現地見学会チラシ(1.2MB)】
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