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子ども向けワークショップ「麦わら細工で額絵を作ろう」
子ども向けワークショップ「麦わら細工で額絵を作ろう」
5月 4 終日
子ども向けワークショップ「麦わら細工で額絵を作ろう」
特別展「近代輸出漆器のダイナミズム―金子皓彦コレクションの世界―」に関連した子ども向けワークショップ「麦わら細工で額絵を作ろう」を実施しました。 開港後、西洋では日本の工芸品の人気が高まり、横浜などの貿易港を通じて輸出されました。麦わらを箱に貼ったり編んだりした工芸品も江戸時代から人気があり、お土産として好評を博していました。シーボルトも江戸参府の際、大森で麦わら細工を目にしています。日本の麦わらは、帽子の材料として多く輸出されました。 ワークショップでは麦わらを用いて額絵をつくりました。 講師の藤塚悦司氏(大森麦わら細工の会代表)と金子皓彦氏(國學院大學客員教授)による麦わら細工についての説明の後、子どもたちは色とりどりに染められた麦わらをはさみで細かく切り、ボンドで紙に貼り付けて、思い思いの絵柄を描きました。柄は花だったり、動物だったり、横浜の風景だったりと、一人ひとりの創意と個性あふれる素敵な作品ができあがりました。    また、素の状態の麦わらに縦に切り込みを入れて水に漬け、軟らかくなったところでアイロンをかけて平たい状態にする体験も行いました。子どもたちからは「麦わらって、こんなに平たくなるんだ!」「アイロンで伸ばすんだ!」などの驚きの声があがりました。 「近代輸出漆器のダイナミズム」展でも麦わら細工を用いた工芸品が展示されています。近代に花開いた製作技法を将来に受け継いでいけるといいですね。 特別展「近代輸出漆器のダイナミズム―金子皓彦コレクションの世界―」に関する子ども向けワークショップです。近代に外国へ向けて盛んに輸出された麦わら細工。色とりどりに染めた麦わらを細かく切って紙に貼り付け、額絵を作ります。 日時 2024年5月4日(土・祝) [1]午前10時30分~12時30分 [2]午後1時30分~3時30分 ※最初に作り方の解説があり、その後ワークの所要時間は1時間から1時間半程度 講師 金子 皓彦 氏(國學院大學客員教授)、藤塚 悦司 氏(大森麦わら細工の会代表) 会場 当館会議室 対象 小学生以上の子どもとその保護者 定員 各回20名(先着順・キットを購入した保護者を含む) 参加費 550円(材料費、当日ミュージアムショップで材料キットを販売します) 申込 予約不要・先着順。 当日開始時間前までにミュージアムショップで材料キットを購入の上、会場にお越しください。 注意事項 ・ご来館される前にこちらをご確認ください。 ・天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。
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子ども向けワークショップ「寄木細工のコースターを作ろう」
子ども向けワークショップ「寄木細工のコースターを作ろう」
5月 5 終日
子ども向けワークショップ「寄木細工のコースターを作ろう」
特別展「近代輸出漆器のダイナミズム―金子皓彦コレクションの世界―」に関連した子ども向けワークショップ「寄木細工のコースターを作ろう」を実施しました。 江戸時代、色や木目が異なる木のパーツや板を組み合わせた寄木細工で飾られた工芸品が静岡や箱根で製作され、大変人気がありました。開港後、西洋で日本の工芸品の需要が高まると、横浜などの貿易港を通じて盛んに輸出され、その高度な技術や自由な造形表現は外国の人々をも魅了しました。 ワークショップでは篠田英治氏を講師にお招きして、小さな木のパーツを組み合わせてオリジナルのコースターを作りました。 まずはパーツ選びから始めます。薄茶、こげ茶、黄、薄緑、紫など木の種類によって異なる色のパーツを選び、これらをパズルのように組み合わせてコースターのデザインを考えます。作りたいデザインが決まったら、組み合わせた各パーツを木工用接着剤で接着し、乾いたら完成です。 「こっちの色のほうがいいんじゃない?」「この木(パーツ)はここじゃなくて、こっちに置いたほうがいいよね」など、親子で話しながら、コースターを共同で作り上げていきました。              また、篠田氏による寄木細工の実演がありました。市松模様のように組み合わせた木の塊をかんなで削り、ごく薄いシート状にします。そのシートを透かせて眺めた子どもたちからは、「すごいペラペラだね!」と驚きの声が上がりました。    神奈川県の子どもたちには箱根の寄木細工は馴染みが深いこともあってか、たくさんの親子がワークショップに参加してくださいました。 江戸時代から受け継がれてきた伝統工芸の技術と魅力を、次の世代、その次の世代へと受け継いでいきたいものです。 特別展「近代輸出漆器のダイナミズム―金子皓彦コレクションの世界―」に関する子ども向けワークショップです。寄木のパーツをボンドで貼り合わせてミニコースターを作ります。寄木細工の技法でオリジナルコースターを作ってみませんか? (左側:小サイズ550円、右側:大サイズ1100円) 日時 2024年5月5日(日・祝) [1]午前10時30分~12時30分 [2]午後1時30分~3時30分 ※ワークの所要時間は30分から1時間程度 講師 篠田 英治 氏(寄木工房 銀) 会場 当館会議室 対象 小学生以上の子どもとその保護者 定員 なし(会場内定員20名、随時受付) 参加費 小サイズ550円 or 大サイズ1100円 (材料費、当日ミュージアムショップにてサイズをお選び頂きます。) 申込 予約不要・先着順。 当日開始時間前までにミュージアムショップにてコースターのサイズをお選び頂いてから、会場にお越しください。 注意事項 ・ご来館される前にこちらをご確認ください。 ・天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。
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現地見学会「横浜家具をめぐる山手西洋館ツアー」
現地見学会「横浜家具をめぐる山手西洋館ツアー」
5月 16 終日
現地見学会「横浜家具をめぐる山手西洋館ツアー」
特別展「近代輸出漆器のダイナミズム―金子皓彦コレクションの世界―」の関連行事として、現地見学会「横浜家具をめぐる山手西洋館ツアー」を開催しました。ガイドを担当する、山手西洋館の各館の現館長や元館長の皆様との共催(特定非営利活動法人 横浜山手アーカイブス)です。 山手イタリア山庭園に位置するブラフ18番館前で集合し、当館の特別展担当学芸員の鈴木愛乃から、本日は特に「家具」に注目して展覧会出品作品との違いなどに着目してほしい旨と講師の紹介を行った後、横浜山手アーカイブスの髙坂氏・村上氏の率いる2班に分かれて解説をスタートしました。まずはブラフ18番館、外交官の家を見学。横浜家具は輸出用の家具と違ってシンプルで質実剛健な作りであることを実感します。 その後、山手本通りを移動しながら、カトリック山手教会などの説明を行いつつ元町公園へ。各館の歴代館長にそれぞれの館で解説していただきながら、ベーリック・ホール、エリスマン邸、山手234番館を見学します。 最後に港のみえる丘公園まで移動し、横浜市イギリス館、山手111番館の2つの西洋館を見学して解散となりました。 異国情緒あふれる建物に興味がある人が多いと思いますが、中の家具に着目した今回の見学会もとても楽しんでいただけたようです。ぜひ山手西洋館に行かれる折には、家具にも目を向けてみてはいかがでしょうか。 近代の横浜では輸出向けの家具だけではなく、居留地に住む外国人たちが求める洋家具の制作も行われるようになりました。家具は漆器とも近い関係にあります。そこで洋館の中に置かれた洋家具がもつ歴史を、山手西洋館の建築のみどころとともにお伝えします。 (共催:特定非営利活動法人 横浜山手アーカイブス、協力:公益財団法人 横浜市緑の協会) 日時 2024年5月16日(木)  14時30分~16時30分 ガイド 特定非営利活動法人 横浜山手アーカイブス 見学先 横浜山手西洋館(4館程度) 定員 20名(申込多数の場合は抽選) 参加料 無料 申込 「往復はがき」または「申し込みフォーム」でのお申し込みとなります。 ・「往復はがき」でのお申し込みの場合、行事名・開催日・郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・電話番号を全て明記のうえ、締切日(当日必着)までに当館へお送りください。 ・複数で(最大4名まで)参加希望の場合は、必ず参加される方の全員のお名前を記入してください。5名以上での参加を希望される場合は、2口に分けてご応募ください。 ・「申し込みフォーム」を[Android端末、iOS端末]から申請する場合の注意 現在、標記の端末で利用者登録が必須でない手続の申込画面で利用者ログインを行う場合に、Googleパスワードマネージャー等によるパスワードの自動入力機能を使用していると、正しくログインができない事象が発生しています。原因については現在調査中ですが、復旧次第改めてお知らせします。復旧するまでの間は、画面右上にあるハンバーガーメニューのログインボタンからログインしていただくか、Googleパスワードマネージャー等の設定をオフにして御利用いただくようお願いします。 ※当該不具合は、パソコンでは発生しません。 ※抽選の有無に拘わらず、結果は締切日から 10 日以内にご連絡します。 ※同一人からの複数の申請については、1件として扱います。 ※記載事項に不備があると受付けができない場合もあります。 申込締切 注意事項 ・天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合があります。その場合は、このページにてお知らせします。
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芝山細工の実演
芝山細工の実演
5月 24 終日
芝山細工の実演
特別展「近代輸出漆器のダイナミズム―金子皓彦コレクションの世界―」の関連行事として、芝山細工の実演を実施しました。特別展のポスターやチラシの表紙を飾る鷹も芝山細工の技法で制作されています。 貝や象牙などを用いて、細工が立体的に浮かび上がるよう仕上げられた「芝山細工」はいったいどのように作られているのでしょうか。 今回は、貝を削る実演を行ったほか、制作で使用する道具などを展示しました。講師は、横浜芝山漆器研究会で活動されている3名の方々です。 実演を見学された方は、貝を削る絶妙な力加減など、手先の細かな作業に驚かれ、「1つの装飾を作るのにすごく時間がかかる事が分かった」「こんなに多くの制作過程があることを知った」など、感心することしきりでした。 現在、展示室では輸出用として海外に渡った芝山細工の屏風や額、置物など見応えある作品の数々が展示されていますので、この機会にぜひご覧ください。(展示期間:6/30日まで)   貝や象牙による華やかな装飾が特徴の芝山細工。糸鋸で貝を切り出して文様を作る、芝山細工の技法と漆塗りを横浜芝山漆器研究会の皆さんが実演します。 日時 2024年5月24日(金) 午前10時30分~12時30分、午後1時30分~3時30分 ※時間内随時実演 実演 横浜芝山漆器研究会 会場 当館エントランス 申込 予約不要。上記時間帯にご自由にご見学いただけます。 注意事項 ・ご来館される前にこちらをご確認ください。 ・天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。
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