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工事休館
工事休館
1月 1 2025 – 9月 30 2026 終日
2025年1月から2026年9月(予定)まで工事のため休館します。
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県立歴史博物館×藤澤浮世絵館 連携講座「地図で楽しむ近現代の藤沢」【会場:辻堂市民図書館】
県立歴史博物館×藤澤浮世絵館 連携講座「地図で楽しむ近現代の藤沢」【会場:辻堂市民図書館】
10月 11 終日
県立歴史博物館×藤澤浮世絵館 連携講座「地図で楽しむ近現代の藤沢」【会場:辻堂市民図書館】
10月11日、辻堂市民図書館にて藤沢市藤澤浮世絵館との連携講座「地図で楽しむ近現代の藤沢」を実施しました。藤澤浮世絵館の展示に関連したテーマで当館の学芸員が講師として行う全4回の講座の1回目です。 本講座では、主に当館所蔵の「神奈川県鳥瞰図」について解説が行われました。 「神奈川県鳥瞰図」は、1932(昭和7)年神奈川県観光連合会の依頼を受け、吉田初三郎が作成したものです。その背景には、1923(大正12)年の関東大震災からの復興、1927(昭和2)年の小田急小田原線開通をはじめとする鉄道および自動車交通の発展による交通網の整備、1931(昭和6)年の神奈川県観光連合会の設立などの出来事があり、神奈川県の魅力を広く発信するために活用されました。 鳥瞰図の中からは、特に当時の大船駅、鎌倉駅、藤沢駅、藤沢ゴルフ場、遊行寺等、藤沢周辺の絵図にフォーカスしました。また、寺社と実物写真との比較などを行い、それらが工夫して描かれている様を説明しました。 参加者からは、「鳥瞰図」というものを初めて詳しく知ることができた、講義を楽しく聴いた、などの声が寄せられました。    藤沢市藤澤浮世絵と神奈川県立歴史博物館が連携して開催する講座です。県博の学芸員を講師に、今年度4回の講座を予定しています。 第1回目は、近現代の藤沢とその周辺を対象として、さまざまな地図を紹介します。特に昭和はじめに描かれた「神奈川県鳥瞰図」を通じて、描かれた名所などを読み解きます。 日時 2025年10月11日(土)午前10時30分~12時 講師 武田 周一郎(当館学芸員) 会場 辻堂市民図書館 定員 55名(先着順) 受講料 無料 申込 藤沢市藤澤浮世絵館にて9/13(土)午前10時より先着順にて受付 (受講希望者は藤沢市藤澤浮世絵館に電話、FAX、またはメールでの申込となります。) (先着順申込の開始日時より前に、FAXやメールで参加申込があった場合は、申込無効となります。) 受付終了(定員に達しました) 連絡先 藤沢市藤澤浮世絵館 電話0466-33-0111 ※当日の欠席連絡も本連絡先となりますのでご注意ください。 備考 詳細は藤沢市藤澤浮世絵館のホームページをご覧ください。
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講演会「吉田初三郎の鳥瞰図(ちょうかんず)を語る」【会場:生命の星・地球博物館】
講演会「吉田初三郎の鳥瞰図(ちょうかんず)を語る」【会場:生命の星・地球博物館】
10月 13 終日
講演会「吉田初三郎の鳥瞰図(ちょうかんず)を語る」【会場:生命の星・地球博物館】
吉田初三郎は観光名所や鉄道沿線を高い場所から斜めに見下ろしたように描く「鳥瞰図(ちょうかんず)」を得意とし、「大正の広重」と呼ばれた人物です。 初三郎は大正から昭和にかけて各地で鳥瞰図を描きました。神奈川県でも観光連合会が初三郎に「神奈川県鳥瞰図」を発注し、関東大震災から復興を遂げた神奈川県域の魅力を発信しました。 本講演会では「初三郎式鳥瞰図」の魅力を、3人の学芸員が歴史・地学・美術というそれぞれの専門領域の観点から語りました。 「吉田初三郎と神奈川県鳥瞰図」 武田周一郎(当館 学芸員)  昭和初期の観光政策および初三郎に鳥瞰図が発注された経緯などについて、歴史的観点から紹介。 「描かれた地形の再現」 新井田秀一(生命の星・地球博物館 主任学芸員)  「神奈川県鳥瞰図」の再現に取り組んだ経緯や結果を紹介。 「初三郎式鳥瞰図と国立公園」 大澤真理子 氏(府中市美術館 学芸員)  当時流行していた「国立公園絵画」および「神奈川県鳥瞰図」を視覚芸術の視点から紹介。 「一つのテーマを複数の分野の視点から扱うと、見えていなかったところが見えてきて、とても勉強になった」「今回のような異分野のコラボレーション企画を今後も企画してほしい」という声が多く寄せられました。   左から、武田周一郎 学芸員、新井田秀一 主任学芸員、大澤真理子 氏   生命の星・地球博物館と当館が共催する特別展「初三郎式、かながわの描き方―地形表現の科学」を担当した両館の学芸員と、府中市美術館学芸員の大澤真理子氏が、吉田初三郎が描いた鳥瞰図の魅力を語ります。 日時 2025年10月13日(月・祝) 午後1時~3時 講師 大澤 真理子 氏(府中市美術館学芸員) 新井田 秀一(生命の星・地球博物館主任学芸員) 武田 周一郎(当館学芸員) 会場 生命の星・地球博物館 定員 70名(申込み多数の場合は抽選) 受講料 無料 申込 「往復はがき」または「申込みフォーム」でのお申し込みとなります。 ※申込時の諸注意はこちらのリンクをご確認ください。 申込締切 注意事項 ・会場への直接の問合せはご遠慮ください。 ・体調がすぐれない際には来場をお控えください。 ・講師の体調不良や天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。 連絡先 神奈川県立歴史博物館 企画普及課 電話 045-201-0926(代表) ※当日の欠席連絡も本連絡先となります。 共催 神奈川県立 生命の星・地球博物館
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現地見学会「伊勢原・日向薬師の仏像」【現地開催】
現地見学会「伊勢原・日向薬師の仏像」【現地開催】
10月 16 終日
現地見学会「伊勢原・日向薬師の仏像」【現地開催】
去る10月16日(木)に現地見学会「伊勢原市・日向薬師の仏像」を行いました。 日向薬師は真言宗のお寺で、正式名称を日向山 宝城坊(ひなたさん ほうじょうぼう)といいます。江戸時代末期までは日向山 霊山寺(りょうぜんじ)と称し、多数の坊からなる修験道の拠点として栄えていました。霊亀2 (716) 年に開創と伝えられ、源頼朝や北条政子などが参拝・祈願したことなども知られています。 今回の見学会では、当館仏教美術担当の神野学芸員が、源頼朝も歩いたであろう参道からスタートし、仁王門、本堂、宝殿の様々な仏像を解説しました。 なお、ご本尊の薬師如来は秘仏で正月三が日に御開帳されます。気になる方は初詣にでかけてみるとよいかもしれませんね。 伊勢原市・日向山宝城坊(日向薬師)は、神奈川県を代表的する古刹です。国指定重要文化財の仏像彫刻を多数所蔵していることで知られています。 この見学会は当館の彫刻担当学芸員の解説付きで境内や宝物館を見学します。 ※行程に、境内までの参道(急な階段・傾斜あり、片道15分程度)を含みます。健脚の方向けです。 日時 2025年10月16日(木) 午後1時30分~午後3時30分 講師 神野 祐太(当館主任学芸員) 会場 高野山真言宗 日向山 宝城坊 日向薬師 定員 20名(申込み多数の場合は抽選) 受講料 無料(ただし、宝殿拝観料が必要) 申込 「往復はがき」または「申込みフォーム」でのお申し込みとなります。 ※申込時の諸注意はこちらのリンクをご確認ください。 申込締切 注意事項 ・キャンセル待ちはありません。 ・会場への直接の問合せはご遠慮ください。 ・体調がすぐれない際には来場をお控えください。 ・講師の体調不良や天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。 連絡先 神奈川県立歴史博物館 企画普及課 電話 045-201-0926(代表) ※当日の欠席連絡も本連絡先となります。
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講演会「近代横浜 輸出美術の魅力」【会場:かながわ県民センター会議室】
講演会「近代横浜 輸出美術の魅力」【会場:かながわ県民センター会議室】
10月 23 終日
講演会「近代横浜 輸出美術の魅力」【会場:かながわ県民センター会議室】
10月23日かながわ県民センターにて講演会「近代横浜 輸出美術の魅力」を開催しました。 講座では、明治前期に「開港場」として横浜が栄えた様子を、当時の写真や記述などで解説しました。 続いて、「横浜絵」が外国人向けの絹絵肖像画からはじまり、水彩・油彩画・工芸品下絵に至るまで様々な形に展開した様子を説明し、さらには眞葛󠄀焼や芝山漆器などの立体工芸も盛んに行われ、海外に輸出されたことに触れました。その後、関東大震災、空襲などの消失体験を経ても、輸出工芸品において技術の継承が見られることを解説して結びとしました。 参加者からは、横浜にこんなに伝統工芸があることを知らなかった、「横浜絵」の概念を知ることができた、再開館を楽しみにしているなどの声が寄せられました。   近代の横浜には、多くの美術商が軒を連ねていました。近代横浜を舞台に、絵画や工芸品の輸出の実態を、海外の事例も含めて考えます。 日時 2025年10月23日(木) 午後2時~午後3時30分 講師 角田 拓朗(当館主任学芸員) 会場 かながわ県民センター 会議室 定員 50名(申込み多数の場合は抽選) 受講料 無料 申込 「往復はがき」または「申込みフォーム」でのお申し込みとなります。 ※申込時の諸注意はこちらのリンクをご確認ください。 申込締切 注意事項 ・会場への直接の問合せはご遠慮ください。 ・体調がすぐれない際には来場をお控えください。 ・講師の体調不良や天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。 連絡先 神奈川県立歴史博物館 企画普及課 電話 045-201-0926(代表) ※当日の欠席連絡も本連絡先となります。
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講演会・現地見学会「太古の横浜水田探訪」【会場:舞岡公園小谷戸の里】
講演会・現地見学会「太古の横浜水田探訪」【会場:舞岡公園小谷戸の里】
10月 31 終日
講演会・現地見学会「太古の横浜水田探訪」【会場:舞岡公園小谷戸の里】
10月31日(金曜)に講演会・現地見学会「太古の横浜水田探訪」を行いました。 弥生時代から始まった米づくりの実態を知るための実験が今、全国で行われています。その1つ、横浜市舞岡公園の実験水田「舞岡弥生田んぼ」の様子を見学しました。 前半は、舞岡公園内の小谷戸の里にある古民家風の事務所をお借りして、山形大学准教授の白石哲也氏と当館の佐藤学芸員が、弥生時代の食および神奈川県域・舞岡の稲作農耕の様子と、いま行われている古代水田実験の概要について紹介しました。 後半は、舞岡公園内に復元された弥生時代の水田に移動し、田んぼや古代米の生育の様子を観察しました。 この田んぼではできる限り現代的な手を加えず当時の稲作農耕の再現を試みており、道具も弥生時代に使われていたものを再現し使用しているそうです。 ちょうどこの見学会の後に稲刈りを行う予定とのことで、収穫直前のたわわに実った稲の様子を観察することができました。 昨年は収穫した古代米を弥生土器を使って調理し、試食を行ったという話を聞き、参加者からは「食べてみたいなぁ」という声があちこちから上がりました。 これから秋が深まる時期です。舞岡公園は紅葉の名所でもあるので、訪れてみてはいかがでしょうか。     弥生時代から始まった米づくり。その実態がどのようなものだったかを知るための実験がいま、全国10か所で行われています。その1つである横浜市の舞岡公園では、谷戸田を開墾して一から水田をつくりました。現地の水田を見学し、水田稲作の始まりをめぐる最新の研究成果を紹介します。 日時 2025年10月31日(金) 午前10時~12時 講師 白石 哲也 氏(山形大学准教授) 佐藤 兼理(当館学芸員) 会場・見学先 舞岡公園小谷戸の里 定員 20名(申込み多数の場合は抽選) 受講料 無料 申込 「往復はがき」または「申込みフォーム」でのお申し込みとなります。 ※申込時の諸注意はこちらのリンクをご確認ください。 申込締切 注意事項 ・水田周りのあぜ道を歩きます。道がぬかるんでいる場合もあるため、歩きやすい服装、靴でお越しください。 ・ハチや蚊対策のため、虫よけスプレーをお持ちいただくことをお勧めします。 ・水分補給のため飲み物をご持参ください。公園内に自販機はありません。 ・会場への直接の問合せはご遠慮ください。 ・体調がすぐれない際には来場をお控えください。 ・講師の体調不良や天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。 連絡先 神奈川県立歴史博物館 企画普及課 電話 045-201-0926(代表) ※当日の欠席連絡も本連絡先となります。