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博物館入門講座
博物館入門講座
10月 1 終日
博物館入門講座
「博物館入門講座」は博物館に親しみ、楽しんでいただくことを目的に、当館の様々な活動や学芸員の仕事について紹介する講座です。 前半は当館の概要と常設展の見どころを話した後、常設展とバックヤードを見学。後半は「学芸員の目と技」をテーマに学芸員の仕事を紹介しました。 1日目の「学芸員の目と技」は中世美術担当の橋本学芸員、「作品解説に挑戦!」と題し、解説を書く上での着眼点を説明しました。その後、祥啓筆「春景山水図」を間近で鑑賞し、作品解説に挑戦しました。 2日目の「学芸員の目と技」は現代史担当の武田学芸員が、「神奈川県鳥瞰図を読む」と題し、学芸員が資料を調べる際の着眼点や、資料から情報を引き出す方法を紹介しました。その後、吉田初三郎『神奈川県鳥瞰図』(複製品)をよく観察して、様々な情報を『神奈川県鳥瞰図』から読み取れることを確認しました。 参加した方からは、「学芸員の方の視点、博物館の建物のこと、県立歴史博物館として大切にされていること(歴史を伝えるため、観せること)が良くわかり勉強になりました。」という感想を寄せていただきました。   当館で行っている様々な活動や学芸員の仕事について、講義・見学・体験を交えてご紹介します。本講座を通じて、受講者の博物館利用がより豊かなものになるとともに、博物館に対する理解が深まることを目指します。  日時 2022年10月1日、8日(土) 各日 午後1時30分~4時 内容 ①「常設展示、ここが見どころ!」 講堂で学芸員が常設展の解説後、自由見学とミニ・バックヤードツアーを行います。 ②「学芸員の目と技」 講師 当館学芸員 会場 当館講堂、常設展示室ほか 定員 各回30名(申込多数の場合は抽選。希望する日程をどちらか一日選んでお申込みください。) 受講料 無料(ただし、受講日当日の常設展観覧券が必要です) 申込 申込締切 注意事項 ・ご来館される前にこちらをご確認ください。 ・館内及び受講中のマスク着用をお願いします。 ・感染防止策チェックリストはこちらをご確認ください。 ・新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。 その他 各日講座終了後、当館でご活躍いただく博物館ボランティアの募集説明会を行います(15分程度)。「活動内容を知りたい」という方、「活動してみたい」とお考えの方はご参加ください。 ※いずれの日も同内容です。 ※説明会への参加は任意のものです。ボランティアの応募要件ではありません。 博物館ボランティアについて詳しくは博物館ボランティアをご覧ください。 ※令和5年度の募集要項を9月初旬ごろ掲載予定です。
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博物館入門講座
博物館入門講座
10月 8 終日
博物館入門講座
「博物館入門講座」は博物館に親しみ、楽しんでいただくことを目的に、当館の様々な活動や学芸員の仕事について紹介する講座です。 前半は当館の概要と常設展の見どころを話した後、常設展とバックヤードを見学。後半は「学芸員の目と技」をテーマに学芸員の仕事を紹介しました。 1日目の「学芸員の目と技」は中世美術担当の橋本学芸員、「作品解説に挑戦!」と題し、解説を書く上での着眼点を説明しました。その後、祥啓筆「春景山水図」を間近で鑑賞し、作品解説に挑戦しました。 2日目の「学芸員の目と技」は現代史担当の武田学芸員が、「神奈川県鳥瞰図を読む」と題し、学芸員が資料を調べる際の着眼点や、資料から情報を引き出す方法を紹介しました。その後、吉田初三郎『神奈川県鳥瞰図』(複製品)をよく観察して、様々な情報を『神奈川県鳥瞰図』から読み取れることを確認しました。 参加した方からは、「学芸員の方の視点、博物館の建物のこと、県立歴史博物館として大切にされていること(歴史を伝えるため、観せること)が良くわかり勉強になりました。」という感想を寄せていただきました。   当館で行っている様々な活動や学芸員の仕事について、講義・見学・体験を交えてご紹介します。本講座を通じて、受講者の博物館利用がより豊かなものになるとともに、博物館に対する理解が深まることを目指します。  日時 2022年10月1日、8日(土) 各日 午後1時30分~4時 内容 ①「常設展示、ここが見どころ!」 講堂で学芸員が常設展の解説後、自由見学とミニ・バックヤードツアーを行います。 ②「学芸員の目と技」 講師 当館学芸員 会場 当館講堂、常設展示室ほか 定員 各回30名(申込多数の場合は抽選。希望する日程をどちらか一日選んでお申込みください。) 受講料 無料(ただし、受講日当日の常設展観覧券が必要です) 申込 申込締切 注意事項 ・ご来館される前にこちらをご確認ください。 ・館内及び受講中のマスク着用をお願いします。 ・感染防止策チェックリストはこちらをご確認ください。 ・新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。 その他 各日講座終了後、当館でご活躍いただく博物館ボランティアの募集説明会を行います(15分程度)。「活動内容を知りたい」という方、「活動してみたい」とお考えの方はご参加ください。 ※いずれの日も同内容です。 ※説明会への参加は任意のものです。ボランティアの応募要件ではありません。 博物館ボランティアについて詳しくは博物館ボランティアをご覧ください。 ※令和5年度の募集要項を9月初旬ごろ掲載予定です。
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講演会「鼎談!黎明期の鎌倉を語りつくす」
講演会「鼎談!黎明期の鎌倉を語りつくす」
10月 16 終日
講演会「鼎談!黎明期の鎌倉を語りつくす」
特別展「永福寺と鎌倉御家人」の関連行事として、鼎談形式の講演会を実施しました。永福寺跡のある鎌倉では、戦前から在野研究者が大きな役割を果たしていました。そこから現在までどのように歴史研究が続けられてきたのか、それが永福寺とどう関わってくるのか?を読み解いていきました。 前半では、現在も鎌倉研究に携わる3名の講師から、それぞれ「国寶史蹟研究会の歩みと鎌倉研究(八幡氏)」、「鎌倉における考古学研究の展開と現在(馬淵氏)」、「永福寺の史跡保存の在野研究者(古川氏)」というトピックでお話いただきました。 後半は鼎談形式で、永福寺の浄土伽藍、発掘、忍性集団、文献資料、造像、京都の影響力などのトピックについて論じていただきました。参加された方からは「永福寺の保存に際し、昔からの研究者の方々の努力に敬意を感じました。」「永福寺が焼失したにもかかわらず、発掘調査により伽藍の配置まで予想できていたことに驚いた。」などの感想をいただいています。歴史を残すために努力した人々、現在もその研究が続いていることについて、改めて認識いただく機会となったようです。 戦前から豊かな研究蓄積を誇る中世鎌倉研究は、地域で活動した在野の研究者によって支えられながら現在に至っています。赤星直忠氏・八幡義生氏の活動から永福寺史跡保存への歩み、さらには世界遺産の鎌倉不登録、近年の史跡保存問題から今年の大河ドラマまで、多彩なトピックを三人の研究者が語りつくす、予測不能の鼎談会(放談会!?)です。 日時 2022年10月16日(日)午後1時30分~4時 講師 八幡 義信 氏(国寶史蹟研究会会長) 馬淵 和雄 氏(一般社団法人 鎌倉・中世文化研究センター) 古川 元也 氏(日本女子大学教授) ※司会:渡邊  浩貴(当館学芸員) 会場 当館講堂 定員 40名(申込み多数の場合は抽選。) 受講料 無料(ただし、当日の特別展観覧券が必要です) 申込 申込締切 注意事項 ・ご来館される前にこちらをご確認ください。 ・館内及び受講中の常時マスク着用をお願いします。 ・感染防止策チェックリストはこちらをご確認ください。 ・新型コロナウイルス感染防止のため、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。
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体験講座その1「永福寺の復元研究とVR体験」
体験講座その1「永福寺の復元研究とVR体験」
10月 22 終日
体験講座その1「永福寺の復元研究とVR体験」
特別展の関連イベントである「永福寺の復元研究とVR体験」を開催しました。湘南工科大学教授長澤可也先生に復元研究の概要についてお話いただいた後、実際にCGで復元された永福寺をみるVR体験を行いました。発掘調査が基となり、建物の基壇や柱の位置、雨落ち溝、出土した瓦などから寺院の全体像を明らかにし、研究を重ねながらCGを制作することなど、復元に至るまでのお話をしていただきました。講義のあと、長澤先生の研究室の学生さんにもスタッフとしてご協力いただき、実際にVR体験を行いました。VR眼鏡を装着し、360度回転しながら、建物全体をじっくり観察したり、永福寺を上から眺めたりしました。参加された方々からは「鎌倉時代にタイムスリップした感覚になった」、「VRを通して永福寺がどんな建物だったのか分かりました」と感想をいただきました。現在は永福寺跡として国指定史跡に登録され、源頼朝が建立した永福寺に思いを馳せながら、復元研究への関心が高まった講座となりました。       大河ドラマ関係の番組で皆さんが目にすることの多い「永福寺復元VR」。では、どうやって永福寺は復元されたのでしょうか? 本講座では、VRを制作した研究者をお招きし、永福寺の復元研究のあらましや、調査のお話を伺います。また、実際に参加者の皆様に永福寺のVRを体験していただき、復元研究への理解を深めていきます。 日時 2022年10月22日(土) 午後1時30分~3時30分 講師 長澤 可也氏(湘南工科大学教授) 会場 当館講堂 定員 40名(申込多数の場合は抽選) 受講料 無料(ただし、特別展観覧券が必要です。) 申込 申込締切 注意事項 ・ご来館される前にこちらをご確認ください。 ・館内及び受講中の常時マスク着用をお願いします。 ・感染防止策チェックリストはこちらをご確認ください。 ・新型コロナウイルス感染防止のため、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。
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現地見学会「横須賀の地形・地質と石材関連遺産を巡る~観音崎・浦賀エリア~」
現地見学会「横須賀の地形・地質と石材関連遺産を巡る~観音崎・浦賀エリア~」
10月 26 終日
現地見学会「横須賀の地形・地質と石材関連遺産を巡る~観音崎・浦賀エリア~」
5月に開催した真鶴半島の現地見学会に引き続き、石材をテーマに今回は横須賀市の観音崎・浦賀エリアを見学。博物館の中から現場に飛び出し、生命の星・地球博物館と歴史博物館の3名の講師陣による自然科学分野と歴史分野の垣根を越えた現地見学会を行いました。 観音崎公園 見学会は観音崎バス停前からスタートです。三浦半島の大地がどのような地質であるのか?等について説明した後、観音崎北門第二砲台跡まで移動。実際に地質地層の見える箇所や、砲台に使用されている石など地質分野の方面から解説を行いました。砲台については歴史的な側面からの説明も加えつつ、実は「房州石」という千葉県産の石も使用されていることなど、房総半島と三浦半島の近さや交易状況が伺える内容も。北門第一砲台跡、観音崎灯台付近でも地質地層について解説しながら見学しました。 浦賀レンガドック 昼食後は浦賀レンガドックへ。浦賀レンガドックと千代ケ崎砲台跡は常時公開されておらず、横須賀市教育委員会のご協力で見学が実現しました。3名の講師陣の他、横須賀市教育委員会生涯学習課文化財係 亀井泰治氏にドックの成り立ちや作り等の解説をしていただきました。レンガの積み方や使用石材にもやはり観音崎との共通点も伺えました。 千代ケ崎砲台跡 こちらも横須賀市教育委員会生涯学習課文化財係 川本真由美氏による基礎解説付きで見学していきました。観音崎の砲台跡と比べこちらは砲台の地下部分も綺麗に保存されているところが多く、どのように使用されていたかなどの説明は大変興味深いものでした。石材に注目するとやはり観音崎と同様の物が使用されていることもわかります。千代ケ崎砲台跡は高台にあるため、海の先にある房総半島もよく見ることができ、東京湾の入り口として要衝であったことも実感することができました。 横須賀市の観音崎・浦賀エリアには、三浦半島の大地の歴史を感じることができる観察スポットや、近代に東京湾を防衛するために建設された砲台跡などが点在しています。本見学会は、当館学芸員と生命の星・地球博物館の学芸員の解説で地形・地質の観察スポットと近代化遺産等を巡り、三浦半島の成り立ちとそこで営まれた人々の活動を関連づけて理解することを目指します。 なお、本見学会は、科学研究費助成事業「岩石・石材を素材とした歴史系および自然系博物館による地域学習プログラムの協働開発」(18K01111)の一環として実施するものです。 日時 2022年10月26日(水)  午前10時~午後3時30分(昼食休憩あり) 講師 山下 浩之(生命の星・地球博物館情報資料課長・学芸員) 田口 公則(生命の星・地球博物館主任学芸員) 丹治 雄一(当館学芸部長) 見学先 観音崎公園、浦賀ドック、千代ケ崎砲台跡等 定員 15名(申込多数の場合は抽選) 参加料 無料(ただし、交通費の実費負担があります) 申込 申込締切 注意事項 ・徒歩部分は約5kmの行程です。行程には急勾配の坂道が含まれます。また途中路線バスによる移動が含まれます。 ・参加中の常時マスク着用をお願いします。 ・集合時に検温をさせていただきます。平熱と比べて高い発熱が確認された場合は参加をお断 りさせていただきます ・感染防止策チェックリストはこちらをご確認ください。 ・新型コロナウイルス感染防止のため、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。 催行について 小雨決行(行程変更あり)、荒天時中止(中止の場合はこのページでお知らせします)
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