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博物館入門講座
博物館入門講座
10月 1 終日
博物館入門講座
「博物館入門講座」は博物館により一層親しみ、楽しんでいただくことを目的に、当館の様々な活動や学芸員の仕事について紹介する講座です。 前半は当館の概要と常設展の見どころを解説した後、常設展とバックヤードを見学しました。後半は「学芸員の目と技」をテーマに学芸員の仕事を紹介しました。       1回目(9/24)の「学芸員の目と技」は鈴木学芸員が工芸作品を紹介する際のポイントや、キャプションを書く時に気を付けていることなどを話しました。その後、「螺鈿楼閣人物獅子鴛鴦文卓」を一人ひとり間近で鑑賞し、作品への理解を深めました。最後に、自分が学芸員だったら作品のどこに注目するか考える簡単なワークを行ったことで、より作品の魅力を知ることができた様子でした。 2回目(10/1)の「学芸員の目と技」は山口学芸員が浮世絵の見方を紹介しました。浮世絵に記された文字は制作された背景を知るうえで重要な手掛かりになることを話し、参加者は実際に題名や改印、版元印などを読み取る作業を体験して、浮世絵の新たな見方を発見できた様子でした。 参加者からは、「バックヤードツアーが楽しかった」「間近で作品が見られて感動した」などの感想を頂き、博物館の役割や活動、学芸員の仕事に関心を持って頂くことができた講座となりました。   当館で行っている様々な活動や学芸員の仕事について、講義・見学・体験を交えてご紹介します。本講座を通じて、受講者の博物館利用がより豊かなものになるとともに、博物館に対する理解が深まることを目指します。  日時 2023年9月24日、10月1日(日) 各日 午後1時30分~4時 内容 ①「常設展示、ここが見どころ!」 講堂で学芸員が常設展の解説後、自由見学とミニ・バックヤードツアーを行います。 ②「学芸員の目と技」 9月24日は工芸資料、10月1日は浮世絵を素材に、学芸員が体験を交えて講義します。 講師 9月24日 鈴木 愛乃(当館学芸員) 10月1日 桑山 童奈(当館企画普及課長・学芸員) 会場 当館講堂 定員 各回30名(申込多数の場合は抽選。希望する日程をどちらか一日選んでお申込みください。) 受講料 無料(ただし、受講日当日の常設展観覧券が必要です) 申込 「往復はがき」または「申し込みフォーム」でのお申し込みとなります。 ※抽選の有無に拘わらず、結果は締切日から 10 日以内にご連絡します。 ※「申し込みフォーム」でのお申し込みの場合、携帯電話・スマートフォンやパソコンにドメイン設定(受信拒否設定)をされていると、結果をお知らせするメールを受信することができない場合がございます。ドメイン設定を解除していただくか、『@dshinsei.e-kanagawa.lg.jp』及び『@kanagawa-museum.jp』を受信リストに加えていただきますようお願いします。 [1]9月24日(日)へお申し込みの方:申し込みフォームへ [2]10月1日(日)へお申し込みの方:申し込みフォームへ 申込締切 注意事項 ・ご来館される前にこちらをご確認ください。 ・本講座は今年度2回の実施を予定していますが、お申し込みは各回ごとになります。 ・天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。
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連続講座「足柄をとりまく仏像とその歴史」
連続講座「足柄をとりまく仏像とその歴史」
10月 15 終日
連続講座「足柄をとりまく仏像とその歴史」
特別展「足柄の仏像」の関連講座(連続3回)を実施しました。講師は「けんぱく」の歴代の彫刻担当学芸員です。各々が神奈川県下の仏像の調査に携わった仏像研究の専門家です。 講座の初回講師を務めたのは、特別展を担当した神野学芸員です。特別展の概要を説明しつつ、特に箱根神社の万巻上人坐像・銅像神像、興福院の菩薩像頭部、その他足柄地域の一木造りの平安仏について紹介しました。 第2回は歴史博物館になる以前、県立博物館開館時に彫刻担当であった清水眞澄氏による講座です。在籍当時に悉皆調査をおこなった彫刻資料の中でも、特に兜跋毘沙門天像・歯吹阿弥陀について詳しくお話いただきました。 第3回は前彫刻担当・前館長の薄井和男氏から、箱根神社を中心とした神像群、特に箱根・伊豆山系統の神像について詳しく解説いただきました。 本特別展の事前調査でわかったことや、今までの悉皆調査でのエピソードなど、今回の講師陣ならではの貴重な話を聞くことができました。    足柄地方の仏像についての連続講座です。講師はいずれも当館の彫刻担当の学芸員を経験し、当該地域の各市町の彫刻悉皆調査に携わっていました。今回の特別展の事前調査でわかったこと、悉皆調査の紹介など、ここでしか聞けない貴重な講座です。 日時 2023年10月15日,29日,11月12日(全て日)(連続講座 全3回) 各回 午後1時30分~3時30分 演題 第1回 10/15 足柄地方のみほとけたち 第2回 10/29 足柄の仏像調査ノートから—兜跋毘沙門天・歯吹阿弥陀・小田原仏師— 第3回 11/12 箱根地方の神像とその周辺 講師 第1回 10/15 神野 祐太  (当館学芸員) 第2回 10/29 清水 眞澄 氏(三井記念美術館館長) 第3回 11/12 薄井 和男 氏(当館前館長) 会場 当館講堂 定員 60名(申込み多数の場合は抽選。1回ごとの申込みも受け付けますが、連続講座のため、全3回お申込みの方を優先します。) 受講料 無料(ただし、当日の特別展観覧券(招待券を含む)が必要です) 申込 「往復はがき」または「申し込みフォーム」でのお申し込みとなります。 ※抽選の有無に拘わらず、結果は締切日から 10 日以内にご連絡します。「申込フォーム」でのお申し込みの場合、携帯電話・スマートフォンやパソコンにドメイン設定(受信拒否設定)をされていると、結果をお知らせするメールを受信することができない場合があります。ドメイン設定を解除していただくか、『@dshinsei.e-kanagawa.lg.jp』及び『@kanagawa-museum.jp』を受信リストに加えていただきますようお願いします。 申込締切 備考 1回ごとでの参加をご希望の場合は、「往復はがき」又は「申し込みフォーム」備考欄に参加希望のお日にちをご記載ください。 注意事項 ・ご来館される前にこちらをご確認ください。 ・天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合があります。その場合は、このページにてお知らせします。
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現地見学会「元箱根磨崖仏をみる」
現地見学会「元箱根磨崖仏をみる」
10月 25 終日
現地見学会「元箱根磨崖仏をみる」
特別展「足柄の仏像」の関連イベントとして現地見学会「元箱根磨崖仏をみる」を開催しました。 元箱根磨崖仏は、神奈川県内では珍しい岩壁に彫られた石仏群で、国の重要文化財に指定されています。また、石仏群に関係する宝篋印塔や五輪塔といった石造物もあります。 はじめに見学したのは、鎌倉時代に彫られた高さ約3.2mの巨大な磨崖仏の「地蔵菩薩坐像(六道地蔵)」です。関東で最大級の大きさと言われ、間近で見ると迫力がありました。           次は、精進池沿いの歩道に戻りしばらく歩いて「宝篋印塔残欠(八百比丘尼の墓)」と「地蔵菩薩立像(応長地蔵)」、「宝篋印塔(多田満仲の墓)」を見学しました。宝篋印塔の意味や、なぜこの場所に作られたのかなど、神野学芸員が解説を行いました。台座にはたくさんの文字が彫られており、読みとれる箇所を探しながら見学しました。         次に見学したのは、「地蔵菩薩立像(二十五菩薩)」です。国道1号線を挟んで、西側に23体、東側に3体が岩に彫られた磨崖仏群です。じっくり観察すると、衣や顔の表情がそれぞれ違うことが分かります。参加者の方々からは磨崖仏を眺めながら、「どうやって作られたのだろう」、「大きさもそれぞれ違い、技術力に感動した」などの感想をいただきました。         最後に見学したのは、「五輪塔(曽我兄弟の墓・虎御前の墓)」です。五輪塔は古くから供養塔とされており、並んでいる2基が「曽我兄弟の墓」、一回り小さいものが「虎御前の墓」と呼ばれています。後ろ側には、銘文が彫られており、建立された年月を読み取ることができました。 お天気にも恵まれて、今回の見学会では7つの石仏群と石造物を巡ることができました。当館で特別展をご覧になった方も、現地でしか見ることができない貴重な石仏群を見に行ってみてください。   元箱根磨崖仏は神奈川県内では珍しい岩壁に彫られた石仏群で、国の重要文化財に指定されています。一帯は元箱根石仏群として国の史跡にも指定されており、鎌倉から南北朝時代の石仏や石塔が点在しています。これらの貴重な文化財を学芸員の解説を聞きながら巡りませんか? 日時 2023年10月25日(水)  12時30分~14時 講師 神野 祐太(当館学芸員) 見学先 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根周辺 定員 20名(申込多数の場合は抽選) 参加料 無料 申込 「往復はがき」または「申し込みフォーム」でのお申し込みとなります。 ※抽選の有無に拘わらず、結果は締切日から 10 日以内にご連絡します。「申込フォーム」でのお申し込みの場合、携帯電話・スマートフォンやパソコンにドメイン設定(受信拒否設定)をされていると、結果をお知らせするメールを受信することができない場合があります。ドメイン設定を解除していただくか、『@dshinsei.e-kanagawa.lg.jp』及び『@kanagawa-museum.jp』を受信リストに加えていただきますようお願いします。 申込締切 注意事項 ・天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合があります。その場合は、このページにてお知らせします。
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連続講座「足柄をとりまく仏像とその歴史」
連続講座「足柄をとりまく仏像とその歴史」
10月 29 終日
連続講座「足柄をとりまく仏像とその歴史」
特別展「足柄の仏像」の関連講座(連続3回)を実施しました。講師は「けんぱく」の歴代の彫刻担当学芸員です。各々が神奈川県下の仏像の調査に携わった仏像研究の専門家です。 講座の初回講師を務めたのは、特別展を担当した神野学芸員です。特別展の概要を説明しつつ、特に箱根神社の万巻上人坐像・銅像神像、興福院の菩薩像頭部、その他足柄地域の一木造りの平安仏について紹介しました。 第2回は歴史博物館になる以前、県立博物館開館時に彫刻担当であった清水眞澄氏による講座です。在籍当時に悉皆調査をおこなった彫刻資料の中でも、特に兜跋毘沙門天像・歯吹阿弥陀について詳しくお話いただきました。 第3回は前彫刻担当・前館長の薄井和男氏から、箱根神社を中心とした神像群、特に箱根・伊豆山系統の神像について詳しく解説いただきました。 本特別展の事前調査でわかったことや、今までの悉皆調査でのエピソードなど、今回の講師陣ならではの貴重な話を聞くことができました。    足柄地方の仏像についての連続講座です。講師はいずれも当館の彫刻担当の学芸員を経験し、当該地域の各市町の彫刻悉皆調査に携わっていました。今回の特別展の事前調査でわかったこと、悉皆調査の紹介など、ここでしか聞けない貴重な講座です。 日時 2023年10月15日,29日,11月12日(全て日)(連続講座 全3回) 各回 午後1時30分~3時30分 演題 第1回 10/15 足柄地方のみほとけたち 第2回 10/29 足柄の仏像調査ノートから—兜跋毘沙門天・歯吹阿弥陀・小田原仏師— 第3回 11/12 箱根地方の神像とその周辺 講師 第1回 10/15 神野 祐太  (当館学芸員) 第2回 10/29 清水 眞澄 氏(三井記念美術館館長) 第3回 11/12 薄井 和男 氏(当館前館長) 会場 当館講堂 定員 60名(申込み多数の場合は抽選。1回ごとの申込みも受け付けますが、連続講座のため、全3回お申込みの方を優先します。) 受講料 無料(ただし、当日の特別展観覧券(招待券を含む)が必要です) 申込 「往復はがき」または「申し込みフォーム」でのお申し込みとなります。 ※抽選の有無に拘わらず、結果は締切日から 10 日以内にご連絡します。「申込フォーム」でのお申し込みの場合、携帯電話・スマートフォンやパソコンにドメイン設定(受信拒否設定)をされていると、結果をお知らせするメールを受信することができない場合があります。ドメイン設定を解除していただくか、『@dshinsei.e-kanagawa.lg.jp』及び『@kanagawa-museum.jp』を受信リストに加えていただきますようお願いします。 申込締切 備考 1回ごとでの参加をご希望の場合は、「往復はがき」又は「申し込みフォーム」備考欄に参加希望のお日にちをご記載ください。 注意事項 ・ご来館される前にこちらをご確認ください。 ・天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合があります。その場合は、このページにてお知らせします。
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