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館長トーク「多摩川をさぐる④ 多摩川下流域の交通」
館長トーク「多摩川をさぐる④ 多摩川下流域の交通」
2月 9 終日
![]() 今年度最後の館長トークが開催されました。4回目のテーマは「多摩川下流域の交通」です。前半は、多摩川の水運について縦と横の交通に着目し、東海道における江戸の玄関口として重要な渡し場であった「六郷の渡し」や「丸子の渡し」について、歴史資料を交えながら解説しました。多摩川には数多くの渡し場があり、かつてあった「羽田の渡し」は川崎大師や、穴守稲荷神社の参拝に多くの人々が利用していたことなどを紹介すると、場所をご存知の方は身近に感じられたようでした。最後の多摩川トピックスでは、8代将軍徳川吉宗がベトナムから江戸に象を呼び寄せ、長崎から江戸に到着するまでに六郷の船橋を渡ったエピソードを話しました。今年度の館長トークは、「多摩川」をテーマに4回にわたる連続講座で、多角的な視点から多摩川の魅力を知ることができたため、1回目からすべてご参加された方もいらっしゃいました。 神奈川県と東京都の境を流れる多摩川は、山梨県の笠取山にある水干をその源流とし、全長は138㎞におよびます。今回の館長トークでは、特に多摩川の下流域を中心に、治水や利水、また河川交通などをテーマに、その自然や歴史、またその影響を受けた流域の歴史についても紹介します。4回目は、多摩川を横断する渡船の実態や、物資輸送からみる上下流の河川交通などについてお話します。 日時 2023年2月9日(木) 午後2時~3時30分 講師 望月 一樹(当館館長) 会場 当館講堂 定員 50名(申込み多数の場合は抽選) 受講料 無料(ただし、当日の常設展観覧券が必要です) 申込 「往復はがき」または「申し込みフォーム」でのお申し込みとなります。 ※抽選の有無に拘わらず、結果は締切日から 10 日以内にご連絡します。「申込フォーム」でのお申し込みの場合、携帯電話・スマートフォンやパソコンにドメイン設定(受信拒否設定)をされていると、結果をお知らせするメールを受信することができない場合がございます。ドメイン設定を解除していただくか、『@dshinsei.e-kanagawa.lg.jp』及び『@kanagawa-museum.jp』を受信リストに加えていただきますようお願いします。 申込締切 注意事項 ・ご来館される前にこちらをご確認ください。 ・感染防止策チェックリストはこちらをご確認ください。 ・館内及び受講中の常時マスク着用をお願いします。 ・新型コロナウイルス感染防止のため、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。
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特別陳列「松平造酒助江戸在勤日記-武士の絵日記-」
特別陳列「松平造酒助江戸在勤日記-武士の絵日記-」
2月 18 – 4月 9 終日
松平造酒助(まつだいらみきのすけ)は庄内藩(現山形県鶴岡市)の上級武士で、元治元年(1864)8月より1年間江戸に在勤し、江戸市中取締の任にあたりました。造酒助はその間に50冊にも及ぶ絵日記を記し、国元の家族へ送っています。本展示は、日記と、その日記に記された造酒助の生活や、幕末江戸の様相を紹介します。
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