鎌倉彫館蔵コレクション
径23.7 高6.0
1合
室町時代
蓋上面中央に牡丹の花を大きくあらわし、その周縁に茎、葉を配して、地文は縦横の細かな格子でうめた大香合。側面にはぐるりと飛雲と波の文様を巡らす。寺院の什器として使用されたであろう大型の鎌倉彫香合の古例のひとつである。