鎌倉彫館蔵コレクション

牡丹蝶文手箱

牡丹蝶文手箱

ぼたんちょうもんてばこ

サイズ

縦29.5 横23.5 高22.5

員数

1合

時代

江戸時代

解説

近世鎌倉彫では手箱、硯箱、鏡箱といった指物木地によるいわゆる箱物も多く、彫り文様の入った、手軽で装飾的な器物として鎌倉彫の箱類の需要が高かったことを示している。本品は蓋と四側面に大柄な牡丹と蝶をあしらい、空間を細かな地文で埋めたもので、明るい朱漆塗りとともに華やかな印象を与える。