明治時代に活躍した陶芸家。京都真葛原に宮川長造の四男として生まれる。本名は虎之助。万延元年に父と兄を相次いでなくし、家業を継ぐ。維新前後には備前虫明窯で指導に当たるが、明治4年横浜に移り、南太田不二山下に開窯した。明治9年フィラデルフィア万国博覧会での受賞を始め、国内外の博覧会に出品、受賞を重ね、世界的にもその名を知られる。明治29年には帝室技芸員となるなど、明治時代の美術界を代表する陶芸家として活躍する。