曽我五郎が、父の敵、工藤祐経を討とうと矢の根を研いでいる場面を描いている。曽我狂言の一つで市川家の歌舞伎十八番として正月に演じられてきた。ここでは6代目市川団十郎が演じている。図様は、鳥居派独得の形式を継いでいて少し定形化しているが、迫力のある構図となっている。