本図は富士山の頂上、火口付近の情景だけを描いた作品で、火口をのぞき込むような視点で捉え、周辺の小さな峯を視野に入れた構図は見るものをして不思議な気分にさせてくれる。またこの作品は頂上付近の案内を兼ねている。左の剣ノ峯、右の釈迦ヶ嶽、外院、内院、石室、各拝所、茶室、登山道など全て文字で記されている。