西欧人の主食であるパンを扱った作品は、横浜浮世絵でも意外と少ない。本図のようにパンを焼く作業を画題にしたのは、横浜浮世絵を描いた浮世絵師の中で芳員がただ一人である。この作品の元の資料はどこから取ったか現在は判らないが、おそらく、遣米使節関係の資料が元になっているのであろう。