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「江戸時代の地図・絵地図」

会期:2009年6月27日(土)〜8月9日(日)

 「地図」とは一定範囲の地表の事物を一定のルールに従って図示したものですが、江戸時代の地図は事物を絵画的に表現した「絵地図」が一般的です。絵地図は、精密な測量と縮尺に基づく事物の正確な再現性が重視される近代以降の地図とは違い、用途・目的に応じて表そうとする事物を取捨選択し、縮尺や形などにはこだわらずに描かれています。一方、縮尺と方位を正確に表した分間図や、伊能図のような精密な「地図」も作られました。江戸時代は様々な「地図」が出版されて多くの人々に利用されたことも大きな特徴です。村では手描きの村絵図が様々な目的で作成されました。江戸時代は、かつてないほど多種多様の地図・絵地図が作成された時代でした。
 本展では、伊能図(写)、江戸図、道中絵図、国絵図、分間絵図等、様々な江戸時代の地図・絵地図を展示します。

◇ 展示数 約30点
◇ 出品目録

開館時間:午前9時30分〜午後5時
    (入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日, 7月28日
会 場:コレクション展示室
観覧料:無料

関連行事:
●コレクション展展示解説




相模国絵図


分間江戸絵図全
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