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トップページ展示案内総合テーマ展示>祝♪富士山、世界遺産!! −かながわからみた富士−



 この6月、富士山は世界文化遺産に登録されました。小説家永井荷風は『日和下駄』で江戸から見える富士の美しさとその眺望を描いた浮世絵師をたたえていますが、浮世絵師たちは、もちろん、現在の神奈川県域の各地から見る富士山も描きました。荷風が引用した江戸時代の俳句「半分は 江戸のものなり 不尽の雪」にならい、「おおむねは かながわのもの ふじの山」をテーマに、浮世絵師たちが選んだかながわの富士山眺望スポットをお楽しみいただきます。

 冨嶽三十六景 相州梅沢左

葛飾北斎

「左」は「庄」の誤字と考えられています。


 不二三十六景 箱根山中湖水

歌川広重(初代)

画面は小さいけど、迫力あります。


 従箱根山中冨嶽眺望 一月上旬午後三時写

小林清親

明治の浮世絵なので、電信柱もご愛嬌。


展示リスト

資料名作者
江之島七里ケ浜昇亭北寿
相州七里浜柳々居辰斎
冨嶽三十六景 相州梅沢左葛飾北斎
冨嶽三十六景 東海道程ヶ谷葛飾北斎
冨嶽三十六景 相州七里浜葛飾北斎
冨嶽三十六景 相州仲原葛飾北斎
不二三十六景 箱根山中湖水歌川広重(初代)
不二三十六景 神名川海上歌川広重(初代)
不二三十六景 相模川歌川広重(初代)
富士見百図 初編歌川広重(初代)
冨士三十六景 はこねの湖すい歌川広重(初代)
冨士三十六景 武蔵野毛横はま歌川広重(初代)
冨士三十六景 武蔵本牧のはな歌川広重(初代)
冨士三十六景 相州三浦之海上歌川広重(初代)
冨士三十六景 さがみ川歌川広重(初代)
冨士三十六景 相模七里か浜歌川広重(初代)
冨士三十六景 相模江之島入口歌川広重(初代)
箱根湖畔富士遠望小林清親
従箱根山中冨嶽眺望 一月上旬午後三時写小林清親

◇ 開館時間:午前9時30分〜午後5時
      (入館は午後4時30分まで)

◇ 休館日:「開館日カレンダー」をご覧ください

◇ 会 場:常設展示室2階 テーマ3「近世の街道と庶民文化」コーナー

◇ 観覧料:常設展観覧券でご覧いただけます

◇ 展示期間:2013年8月11日ころまで


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