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トップページ展示案内総合テーマ展示>没後100年 清親の明治



 前回に引き続き、今年没後100年となる明治の浮世絵師、小林清親(1847-1915)の作品を紹介します。前回は清親の画業を代表する風景画を紹介しましたが、今回は浮世絵の王道である美人画や明治になって直接的に表現できるようになった時事ものなど、「浮世絵師らしく」時代をあらわす作品をご覧いただきます。「浮世絵師らしく」とはいうものの、江戸時代にはない光や影を巧みにあらわした明治の浮世絵の魅力をお楽しみください。

 平忠度 真画 (部分) 

 明治には洋画も歴史上の人物を取り上げます。一ノ谷の合戦で戦死した平忠度(1144〜84)が辞世の歌を詠む場面。


 皇国貴顕肖像 (部分) 

 明治天皇を中心に、政界の重鎮たち。現在なら週刊誌のグラビアページにあたるでしょうか?


 鹿児島征討戦記 (部分) 

 江戸時代なら検閲に触れた政治的な問題も描かれます。西南戦争(1877)の戦況も浮世絵師たちに数多く描かれました。


展示リスト

資料名作者
平忠度 真画小林清親
古代模様 清少納言小林清親
帝国議事堂炎上之図小林清親
皇国貴顕肖像小林清親
鹿児島征討戦記小林清親
日露仁川海戦 大日本海軍大勝利 萬歳小林清親
東京九段坂上靖国神社真景井上安治

◇ 開館時間:午前9時30分〜午後5時
      (入館は午後4時30分まで)

◇ 休館日:「開館日カレンダー」をご覧ください

◇ 会 場:常設展示室2階 常設展示/近世・浮世絵コーナー

◇ 観覧料:常設展観覧券でご覧いただけます

◇ 展示期間:2015年12月26日まで


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