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トップページ展示案内総合テーマ展示>夏の浮世絵 第一弾 うちわで涼しい江戸の夏



 今も夏の風物詩であるうちわ。江戸時代のうちわに使う紙には、浮世絵と同じように浮世絵師が描き、木版で摺られたものがありました。消耗品のため残ることの少ないうちわ絵ですが、浮世絵と同様にいろいろな絵柄があります。この展示ではさまざまなうちわの柄をお楽しみいただきます。また、あわせて戦後も横浜で活動した木版摺師によるうちわ絵もご覧ください。江戸時代と同じように手で摺られた昭和のうちわ絵には、少し昔にあったぜいたくさが感じられます。

 新板ほうづき(ほおずき)づくし 五雲亭貞秀 

ほおずきたちは人間の遊びをしています。何をして遊んでいるでしょう? 正解は展示室で!


 二代目関三十郎のゑんや(塩冶)判官 歌川豊国(三代) 

元祖アイドルうちわ(歌舞伎役者)?! イケメンが送る風は、暑さを飛ばす?!


 花屋敷七草 歌川豊国(三代) 

元祖美人うちわ?! どこの誰かはわかりません。いろとりどりの花を背景に描かれた理想の美人を夏のお供に。


展示リスト

資料名作者
月下に秋の野の兎歌川広重(初代)
新板ほうづきづくし五雲亭貞秀
大津ゑの茶番狂言 桂川歌川広重(初代)
燕の子をとろ子とろ歌川広重(初代)
六景色 浅草寺のゆき歌川国芳
二代目関三十郎のゑんや判官歌川豊国(三代)
牛若図会 いせの三郎かかくれ家にやとりて主従のやくをなす歌川広重(初代)
花屋敷七草歌川豊国(三代)
三川図会 竪川歌川国芳
衣紋坂日本提の景歌川広重(初代)
江戸名所 浅草金龍山歌川広重(初代)
昭和のうちわ絵正文堂(横浜)
冨士三十六景之内 六郷初春の不二歌川広重(初代)
諸国港尽 相模浦賀歌川広重(初代)
歌川豊国(三代)
丸木橋から熊をおとす金太郎五雲亭貞秀
冨嶽勝景 七里ヶ浜より見る歌川豊国(三代)
■ 横浜馬車道繁栄之図 8月6日まで歌川広重(二代)
■ 横浜鉄道館蒸気車之図 8月6日まで歌川広重(三代)
※ ■はテーマ4展示室に展示

◇ 開館時間:午前9時30分〜午後5時
      (入館は午後4時30分まで)

◇ 休館日:「開館日カレンダー」をご覧ください

◇ 会 場:常設展示室2階 テーマ3「近世の街道と庶民文化」コーナー

◇ 観覧料:常設展観覧券でご覧いただけます

◇ 展示期間:2014年6月25日から 8月6日頃まで 8月15日まで


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