館長の馬車道日記

春から初夏へ!

横浜の今年の桜の開花宣言は、3月24日でした。そのまま満開かと思っていたら、月末には真冬に戻ったような気候となり、おかげで4月上旬まで桜の花を愛でることができました。残念ながら博物館周辺にはソメイヨシノは植えられていないのですが、近隣では掃部山かもんやま 公園や大岡川沿いが桜の名所として有名です。
そして今、桜の見ごろを迎えているのが、馬車道から日本大通り方面へ数本の道を隔てた、その名も「関内桜通り」です。

関内桜通りの八重桜

この通りの街路樹は八重桜で、お昼休みに少し足を延ばして見に行きましたら、まさに満開でした。一方他のとおりの街路樹は葉が芽吹き新緑の季節を迎えています。春から次第に初夏へと、季節の移ろいを感じる頃となりました。

新緑の街路樹

これから迎えるGW!例年なら春の特別展で博物館も大いに賑わうところですが、残念ながら今年は休館で皆さんをお迎えすることができません。でも横浜へ訪れた際には、みなとみらい地区だけではなく、馬車道周辺から日本大通りへと当館の建物(旧正金銀行本店)を含め、開港記念会館や横浜税関、神奈川県庁などの近代建築を訪ねるのも、横浜らしい旅ではないかと思います。

令和7年4月14日