
先日、横浜市歴史博物館から開館30周年記念特別展「横浜の文化財-まもり伝える地域の記憶-」の内覧会への招待を受け、25日に出席してきました。当博物館は、平成7年1月31日に開館し、これまで横浜の歴史、文化、文化財を継承し、発信していく施設としてさまざまな活動を展開してきました。
今回博物館の廊下には過去に開催してきた展覧会のポスターが一堂に展示されており、学芸員に聞いたところその数は194本に上るということで、年平均6~7本の開催というその数字に大変驚くとともに、学芸員の方々の意欲と苦労に敬意を表したいと思います。
さて特別展は前期・後期の2部構成となっており、1部では「修復」を、2部では「伝承」をテーマに、文化財を保護、保存し、伝えることの大切さを考古資料、文献資料、民俗資料、美術資料などさまざまな分野から取り上げ紹介しています。是非観覧していただければと思います。
さて、実は当館も、その前身である県立博物館が再編整備され歴史博物館として開館したのが平成7年3月で、本年は開館30周年にあたります。しかし残念ながら工事期間中のため周年事業の開催は叶わないのですが、工事が終了し再開館した翌年の令和9年3月には、前身の県立博物館が開館してから60周年を迎えます。そこでその際に、展示をはじめさまざまなイベントを開催したいと考え、現在学芸員をはじめ職員一同いろいろと検討、準備をしているところです。是非、楽しみに待っていてください。