館長の馬車道日記

防災訓練を行いました!

前回の馬車道日記でも書きましたが、5日(金曜)の午前中に博物館職員全員による防災訓練を実施しました。今回は地震対策ということで、特別展・常設展開催中の平日、かつ講堂では講座開催中、そして学校団体の観覧中に大規模地震が発生し、ほどなく館内は停電、大津波警報が発令された、という想定のもとに訓練を行いました。

訓練では、博物館で作成した「地震防災活動マニュアル」にそって、対策本部・自衛消防隊の役割分担に基づき、情報収集・情報伝達・館内確認・来館者(外国人・障がい者・学校団体含む)の避難誘導・けが人の救護など、迅速かつ的確な初動対応が取れるかを核にしました。さらに津波襲来の予報を踏まえ来館者の一次避難場所への誘導、そして短時間での資料の緊急搬出までを想定して、その流れも確認しました。

職員は暗い館内をヘッドランプたよりにそれぞれの任務に取り組み、短時間でしたが緊張感のある訓練を行うことができました。また訓練中の気づきについては、後日まとめた上で共有し、今後に活かしていく運びになっています。

なお毎回の訓練では、横浜市中消防署の職員の方々に立ち会っていただき、終了後に講評をいただいています。また職員の指導の下に講習会も実施し、今回は担架の扱いや三角巾を使った応急処置などを学びました。勤務多忙の中をいつも訓練にご協力いただいている中消防署のみなさんに、厚く御礼を申し上げます。

さて訓練の様子は、文末の画像をご覧いただければと思います。いつもここに掲載している写真と違い、なにか緊張感が伝わる写真ではないでしょうか。実は訓練では当館の写真職である荒井フォトグラファーが記録係として、その様子を撮影してくれています。普段は写真室で所蔵資料の撮影を行い、特別展では借用先まで出張撮影に出かけるなど、当館にとっては欠かす事の出来ない職員の一人です。若手ですがその腕は確かで、さまざまな文化財を撮影しており、私個人的には荒井さんの撮る仏像の写真が好きです。また彼とは時々カメラ談義をするなど、楽しいひと時を過ごすこともあります。どんな写真?と思った方は、是非近年の特別展図録をみてください。

防災本部の様子
担架を使った負傷者の救助
避難集合場所で情報を集約する
消防署職員による担架の使い方講習
消防署職員による三角巾の使い方講習
令和7年9月12日