館長の馬車道日記

御礼!「けんぱくトークフェス」

前回お知らせしました「けんぱくトークフェス」ですが、未明に降った雨もやみ、おかげさまで快晴のもと無事開催、そして終了することができました。今回のフェスは10時から16時までという長丁場のイベントであったことから、事前申込制ではなく自由参加、さらに途中入退場もOKとしました。その関係で、果たしてどのくらいの参加者があるのか主催者としては大変不安だったのですが、蓋を開けてみればなんと300人を超える方の参加がありました。さらに多くの方が最初から最後まで参加されたということを聞き、この場を借りてあらためて御礼を申し上げます。

会場である関内ホール入口

フェスでは当館の考古・歴史・民俗・美術を担当する個性あふれる15人の学芸員(中には発掘現場で使うヘルメットをかぶったり、あるいは内容に合わせ武者姿で登場する者もいました)が、それぞれの専門分野の中で選んだコレクションの逸品を紹介しました。一人の持ち時間が15分ほどということで、講座のような微細な解説はなかなか難しかったのですが、参加者からは学芸員が非常にうまくコンパクトに解説し、短時間で次々と資料や作品の話題が展開して楽しかった、という声を聞くことができました。実際学芸員たちも、普段他の学芸員の今回のような話を聞く機会が多くはないことから、内々でも結構楽しんでいたようで、会場内あるいは控室のモニターを通してみんなで話を聞いていました。

トークの様子

例年ですと3月20日の開館記念日に、無料観覧、屋上ドームの公開といったイベントを開催していたのですが、今年は休館のためできませんでした。その代替の意味も兼ねてのフェスでしたが、計画段階から館の職員一丸となって開催にこぎつけ、当初の心配をよそに大成功をおさめることができました。今回のフェスは初めての試みでしたが、また機会があれば、このような催しを開催できればとも思っています。

そしてこれを弾みに、10月の再開館に向けフルスロットルで準備を進めていきたいと思いますので、どうぞ楽しみにしてください。ちなみに今回学芸員が紹介した資料・作品は、再開館時には展示して実物をご覧いただけますので、こちらもご期待ください。

なおフェスの最後に館長のスペシャルトークという枠が設けられ登壇したのですが、前の15人の学芸員の話が素晴らしく、かえってこちらはグダグダでしたので、ここでは省略しておくことといたします。

令和8年3月10日