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 ワーグマンは日本に西洋絵画の技術を伝えたことで知られます。弟子の五姓田義松、高橋由一は有名で、彼らが明治前半の洋画界をリードしました。そして、その「洋画」に対抗するかたちの新しい絵画動向が「日本画」でした。西洋の技術や思想に影響をうけながら、日本の近代の美術は展開していきました。このように考えてみると、ワーグマンから日本近代美術史は語り起すことができるわけです。そして、かながわという地域は、とても近代日本美術と深い関係にあるといえます。
 以上のことをさらに深く掘り下げて考える意味で、また日本の近代美術史の入門講座という意味合いを込めて、ワーグマン展会期中に「かながわアートシーン」という連続講座を開講いたします。日本画、洋画、彫刻、版画といったジャンルごとに、県内の美術館ではたらく講師の先生をお招きします(横須賀美術館へは出張もしますよ)。そして、肝心のワーグマンについてもお話をうかがいます。是非この機会に、まとめてお話をうかがって、近代美術への興味を深めていただきたいと思います。
 また、すべての講座を聞くのは、時間などを考えて厳しいという方には朗報です!特にご興味のある回の参加だけも可能です。是非、お申込みいただければと思います。講座の詳しい演題、スケジュール、申し込み方法などは、ホームページ「行事案内」をご覧ください。お待ちしております!