エースのドーム
神奈川県立歴史博物館の旧館は、横浜正金銀行本店本館として建てられて以来110年余りの歴史を歩んできました。
関東大震災で焼失した屋上のドームは、県立博物館への改修に際して復元され、「エースのドーム」として親しまれています。
横浜正金銀行本店本館
1904(明治37)年7月、横浜の馬車道に横浜正金銀行本店本館が建てられました。
関東大震災
1923(大正12)年9月、関東大震災によって横浜正金銀行本店本館は大きな被害をうけ、ドームも焼失しました。
神奈川県立博物館の開館
1967(昭和42)年3月、旧横浜正金銀行本店本館は県立博物館として新たな一歩を踏み出しました。
開館当時の馬車道
馬車道のアーチに「祝開館県立博物館」の横断幕が掲げられました。
開館当時の展示室
県立博物館は全国でも先駆的な都道府県立総合博物館として、人文系・自然系の双方で様々な活動を展開しました。
神奈川県立歴史博物館の開館
1995(平成7)年3月に県立博物館は再編され、人文系は県立歴史博物館として、自然系は県立生命の星・地球博物館としてリニューアルオープンしました。
休館、そして現在
2016(平成28)年5月に県立歴史博物館は空調設備等の改修のため休館しました。
現在は2018年4月下旬に予定している再開に向け、職員一丸となって準備に取り組んでいます。