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講演会「明治横浜の輸出陶磁器」【会場:かながわ県民センター会議室】

明治時代の横浜にどのようなイメージがあるでしょうか。文明開化、ハイカラ、牛鍋など、海外からの文化の集積地ということを思い浮かべる方が多いかもしれません。今回の講演会では横浜で作られた陶磁器や、陶磁器を扱う商店について小川学芸員がお話しました。
はじめに当館で行われた明治横浜の陶磁器関連の展覧会にどのようなものがあったかをご紹介し、東京・横浜で明治期に絵付が発達したこと、横浜に陶磁器商が集まったことを解説しました。特に宮川香山(みやがわこうざん)による眞葛󠄀焼(まくずやき)と、井上良斎(いのうえりょうさい)の作陶について、作品と共に詳しく紹介。最後におまけとして、陶器・磁器や下絵付・上絵付の違い等についてサンプルを用いながら説明しました。当館の休館が開けたらぜひ本物を見に行きたい!という声もちらほらと聞こえる講演会となりました。


明治期に開催された万国博覧会をきっかけとして、日本の陶磁器などの工芸品は海外で人気となり、盛んに輸出されました。横浜で制作され、輸出された眞葛󠄀焼をはじめとする陶磁器や、関内地区にあった陶磁器店について紹介します。

日時 2025年11月7日(金) 午後1時30分~午後3時
講師 小川 咲良(当館非常勤学芸員)
会場 かながわ県民センター 会議室
定員 45名(申込み多数の場合は抽選)
受講料 無料
申込 「往復はがき」または「申込みフォーム」でのお申し込みとなります。
※申込時の諸注意はこちらのリンクをご確認ください。
申込締切 2025年10月15日(水)必着
申込受付は終了しました
注意事項 ・会場への直接の問合せはご遠慮ください。
・体調がすぐれない際には来場をお控えください。
・講師の体調不良や天候の急変等により、急きょ中止・変更になる場合がございます。その場合は、このページにてお知らせします。
連絡先 神奈川県立歴史博物館 企画普及課
電話 045-201-0926(代表)
※当日の欠席連絡も本連絡先となります。

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